Press Release

ドイツ・ベルリン, October 23, 2017

シーメンスのNX、製品開発のための各種複合領域ツールを提供して 統合プラットフォームを実現

  • メンター・グラフィックスの技術を統合して、真の複合領域設計を実現
  • コンバージェント・モデリング技術を活用してファセット・モデリングと従来のモデルを 組み合わせ、最適なオーガニック・デザインを可能にするジェネレーティブ・デザイン・ツールを提供可能に
  • 製品開発と業務用3Dプリンティングのための新しいアディティブ・マニュファクチャリング機能を追加

シーメンスは本日、NX™ソフトウェアの最新バージョンを発表しました。 最新バージョンは、これまでの業界トップクラスの迅速な導入や、データ保存性はそのままに、 次世代型の設計、シミュレーション、製造のための各種ソリューションを提供して、 エンド・ツー・エンド・プロセスでのデジタル・ツインの価値を最大限に引き出します。 さらに最新バージョンは、電装システム、ハーネス、プリント基板設計用の メンター・グラフィックスのCapitalとXpeditionのポートフォリオとも密接に連携して、 電気系、機械系、制御系を統合し、真の複合領域設計を実現する業界唯一のプラットフォームを 提供します。

NXは、RFLP(要件・機能・論理・物理)手法に基づく業界最高レベルのシステム駆動型製品開発ツールを 特徴としていますが、最新バージョンでは、電気領域と機械領域双方の論理抽象化と 物理抽象化の連携を密にします。また、精密なジオメトリとメッシュ・ジオメトリを シームレスに操作してモデリングできるConvergent Modeling™技術を基盤に、 設計の最適化、高度なジオメトリ作成、フリーフォーム形状、パラメトリック設計の ためのツール・セットを提供して、ジェネレーティブ・デザインを実現します。

「NXの最新バージョンはシーメンスとそのユーザーにとって明らかに大きな マイルストーンとなるものです。ジェネレーティブ・デザイン、 アディティブ・マニュファクチャリング、複合領域設計の分野を大きく進展させた これまでのコンバージェント・モデリング技術をも凌駕しており、素晴らしいの一言です。 多くの追加機能や拡張機能により、ユーザーはこれまでの投資とこれからの投資を通して、 今後ますます要求が厳しくかつ複雑化する製品の設計と製造のエコシステムに対応する 最先端機能を利用できるため、ユーザーは間違いなく喜ぶことと思います。 しかし最新バージョンの特徴はこれだけではありません。 大規模アセンブリのパフォーマンスやモデル・ベースのエンジニアリングにもさらなる 改善を加えています。他にも、メンター・グラフィックスのEDA技術、電装技術、 組込み技術が新しく加わり、これらの電装システム、ハーネス、プリント基板の 設計機能がNXのエコシステムに素早く統合されたことで、競合他社製品を有意に凌ぐ ユニークで広範囲なソリューションが揃い、多くの業界、とりわけ自動車業界と 航空宇宙業界に極めて高い価値を提供します」とTaxalのAllan Behrens氏は述べています。

エレクトロニクスは業界を問わず、急速にすべての製品にますます欠かせないものに なっており、電気設計者と機械設計者が製品開発プロセスを通してコラボレートすることが かつてないほど重要になっています。 NXの最新バージョンには、シーメンスが先ごろ買収したメンター・グラフィックスの技術が 採り入れられているため、電気系統と機械系統を直接連携させることができます。 電気設計ツールと3Dモデルがリンクすることで、クロス・プロービングを含む コデザインが可能になり、配線図とハーネスの設計者は共に密接に作業して、 エレクトロメカニカルに潜む問題を排除して、コストと時間の無駄につながる手戻りを 回避することができます。

複合領域の対応範囲は電気設計だけではありません。造船業などに見られる大量の配管を 設計する業界にとっても、計装図と2D概略図との密接な統合機能から利益を享受できます。 例えば、配管図と計装図を2Dでレイアウトして、それを3Dの空間モデルに関連付ける 新しいツールが搭載されています。この同期によって、設計チームがこれまで以上に 密接に作業できるようになるため、ミスの削減と時間の節約につながります。

「組込み技術がますます複雑化するにつれ、こうした高度な製品を効果的に創造して 変革をもたらすには、複合領域技術の最先端を行く製品設計ツールが必要です。 NXの最新バージョンは、機械系、電気系、制御系を組み合わせた真の 複合領域プラットフォームを提供します。これらの領域の設計者が互いに密接に コラボレートすることで、ミスをなくし、時間とコストを節約し、さらにはこれまで以上に 革新的な設計を実現できるようになります」とシーメンスPLMソフトウェアの 製品エンジニアリング・ソフトウェア担当シニア・バイスプレジデントのBob Haubrockは 述べています。

製品の市場投入を速めたいというプレッシャーも高まる中、製品開発において今や ジェネレーティブ・デザインが必須になっています。NXの最新バージョンでは、 多様なツールが統合されているため、複雑なジオメトリの取扱いにも高い柔軟性と 選択性を提供します。これらのツール技術を組み合わせ使用することで、形状の最適化だけに 焦点を合わせた従来のソリューションでは決して実現できない真の複合領域設計を可能にします。

また一方で、部品の軽量化とリソース使用の改善も叫ばれており、製造企業は製品の 強度と構造的一体性を損なうことなく格子構造を設計に取り入れて、目的を達成したいと 望んでいます。NXの最新バージョンは、格子構造を追加する機能を含め、 アディティブ・マニュファクチャリングのための新しい設計アプローチを提供します。 また、コンバージョン・モデリングによって、設計者は格子構造などの ファセット・ジオメトリも直接操作できるため、通常多くの時間を要する データ変換プロセスも不要にします。これにより、さらに軽量でより強度の高い製品を これまで以上に迅速に市場投入できるようになります。

「ファセット・ジオメトリをコンバージェント・ボディとして、 また挙動をシートやソリッド・ボディとして扱えるのは、非常にありがたいことです。 これにより、ワークフローの効率化を図り、節約された時間を他のプロジェクトに 回すことができます。ファセット処理されたハードウェアのスキャンデータも連想性と 制御性を維持した方法で連想的に補正や再配置できるのも、 効率性と品質の向上に大いに役立ちます」とスウェーデンに本社を持つ GKN Aerospace Engine Systemsの製造工学担当エンジニアリング・メソッド・スペシャリストの Jonas Brochman氏は述べています。

何十年にもわたり築いてきたNXの顧客データの保存性は、この最新リリースでも継承されています。データを一切変換することなく、NXの過去におけるどのバージョンからも 既存の顧客データを開いて、この最新バージョンで直接作業することができます。NXの最新バージョンの詳細については、 https://community.plm.automation.siemens.com/t5/NX-Design-Blog/bg-p/NXDesignNewsをご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて
シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンスデジタルファクトリー事業本部の ビジネスユニットです。製造業がイノベーションを実現するための新たな機会を創出し、 産業のデジタル変革を牽引するソフトウェア・ソリューションを提供して 世界をリードするグローバル・プロバイダーです。 米国テキサス州プラノを本拠地とし、これまで世界140,000社以上のお客さまにサービスを 提供しています。シーメンスPLMソフトウェアは、あらゆる規模のお客様と協働して、 アイデアの実現方法、製品の実現方法、稼働中の製品や設備資産の有効活用と状況把握の 方法を変革できるよう支援しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに 関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンスAG について
シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、165年以上もの間、卓越したエンジニアリングとイノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業であり続けています。電化、自動化、デジタル化の分野を中心に世界200カ国以上で事業を展開しています。シーメンスはエネルギー効率に優れた省資源技術を世界でもっとも多く提供している企業のひとつであり、海洋風力発電の建造では世界一、コンバインドサイクル発電では主要サプライヤー、送電ソリューションでは大手プロバイダー、そしてインフラストラクチャー・ソリューションならびに産業向け自動化ソリューションとソフトウェア・ソリューションのパイオニアです。さらにシーメンスは、コンピューター断層撮影や磁気共鳴画像診断システムなどの医用画像診断装置の大手サプライヤーでもあり、また臨床診断および臨床情報技術のリーダーでもあります。2016年9月30日を期末とする2016年度における売上は796億ユーロ、営業利益は56億ユーロでした。2016年9月末現在の全世界の社員数は351,000人です。シーメンスに関する詳細はwww.siemens.com/plm てご覧いただけます。

SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。NX、SimcenterおよびTeamcenterは米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。



報道関係からのお問い合わせ先

水上 菜穂子
03-5354-5314
nahoko.mizukami@siemens.com

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