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複雑なPCB製造計画を最適化および管理する

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複雑なPCB製造計画を最適化および管理する

電子機器メーカーの皆さまは、小ロットの顧客が必要な製品を、顧客の必要な時に納品するためなら、全力を尽くされるものです。ところが、この事業には予測がつかない面があり、不測の事態がきっかけで、綿密に立てたスケジュールが崩れてしまうことがあります。顧客から電話があり、特定の日までに成果物が必要だと言われたら、直ちに対応しなければなりません。このとき、生産設備から何をいつ納品できるのかを確認し、新しい注文や製品を追加すると、仕掛品 (WIP) の納品にどのような影響があるのかを最初に把握しておくことが必要です。

PCB実装フロー最適化ソフトウェアの利点

今日の電子機器メーカーは、困難な時代を迎えています。市場の要求は、少量多品種生産、低価格、短納期だからです。こうした要求を効率よく管理し、製造スケジュールへの影響を把握するには、どうすればよいのでしょうか。

この課題を克服する唯一の方法は、より賢く効率的に、スケジュールを調整し、きわめて正確に製品を製造することです。製造の優先順位を修正したり、予測や管理したりするためには、信頼できる結果を素早く入手する必要があります。

このウェビナーでは、こうした課題の解決策に加えて、既存の資源を最大限に活用して事業を成長させる方法を紹介します。

PCB設計から製造までのシームレスで効率的なフローを実現するには

多品種少量生産の鍵は、時間です。幸いなことに、インテリジェントなシミュレーションを導入することで、最適な生産スケジュールが生成されます。製造プロセスのデジタル・モデルによって、任意の製造ラインで高品質のPCB実装を迅速かつ安全に実行できます。生産スケジュールが変化しても自動的に素早く調整されます。

ダウンタイムとスケジューリングのミスを回避し、賢い意思決定によって業績を向上させましょう。

工場フロア、ERPシステム、サプライチェーンのデータを統合して、信頼性の高い高精度の短期的プランとスケジュールを作成する際のベストプラクティスを学べます。

ウェビナーで紹介する内容

  • すべてのSMTと手動実装のステーションを含む生産工程を包括的にモデル化し、シミュレーションを実行することで可視化し、生産時間を数時間から数日間削減する方法
  • 納品日、生産時間、段取り替えなどの最適化パラメーターを使って、納期を守り、ダウンタイムを回避するためのインテリジェントな選択を行う方法
  • 工場フロア、ERPシステム、サプライチェーンのデータを統合して、高精度の短期的プランを作成する方法
  • ラインの中断、新規受注、新しい納期、部材の不足、部材到着の遅れなどの製造時の課題に迅速に対応する方法

PCB設計から製造 (DFM) 分野のエキスパートである講演者について

講演者の紹介

Siemens Digital Industries Software

Zac Elliott

技術マーケティングエンジニア

Zac Elliottは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアの技術マーケティングエンジニアです。医療、航空宇宙、自動車、および公共安全市場向け電子機器受託製造サービス企業との協業を通じて、ソフトウェアと自動化によってスマートファクトリーの重要な要件が満たされるようにしてきました。シーメンスに入社する前は、グローバルな電子機器委託製造業者のためにソリューションの開発と導入を担当し、インダストリー4.0を動かす市場の圧力に関する深い理解をお客様に提供していました。最近は、IPC規格のタスクグループのメンバーとして、重要な電子部品のトレーサビリティーに関する業界標準規格の策定に関わっています。

Siemens Digital Industries Software

Jari-Pekka Manninen

Technical Marketing Engineer

Jari-Pekka Manninen is a Technical Marketing Engineer with over 10 years' experience in the PCB Assembly industry. He has conducted consultations around the globe for a variety of OEM & CM factories and supported deployments and provided training on customer sites. He has also trained sales and services teams and created training materials and technical documents. Jari-Pekka has a Master's in Electrical Engineering with a focus on electronics manufacturing. He is interested in the development of software solutions that help factories in the industry meet their targets in today’s dynamic environment through better planning and scheduling.

Siemens Digital Industries Software

Zac Elliott

Technical Marketing Engineer

Zac Elliott is a technical marketing engineer with Siemens Digital Industries Software. Working directly with electronic manufacturing service providers in the medical, aerospace, automotive, and public-safety markets, Zac ensures that key requirements for the smart factory are fulfilled using software and automation. Before joining Siemens, he was responsible for developing and implementing solutions for a global contract electronics manufacturer, providing an in-depth understanding of the market pressures driving Industry 4.0. Recently, Zac has served as a member of the IPC task group working on an industry standard for traceability of critical electronic components.

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