効率的な解析業務とは? 実例で学ぶ効率化最新事情
解析業務をより効率的に行うには？
日常的に解析業務に携わるユーザー様の生の声を中心に「効率的な解析業務」について考えていきます。
開催概要
日 時： 2021年6月16日（水）及び17日(木) 13:00-15:00
2日間異なる内容をお届けします。それぞれの内容は下記をご参照ください。
参加費： 無料
お申込： 右側の申込フォームより、お申し込みください。
＜講演概要＞
6月16日（水）13:00～15:00
お客様講演
○住友精密工業 株式会社 航空宇宙熱制御システム部解析課 海野貴弘様
航空機用熱交換器は、同じ用途（例えばエンジンの潤滑油の冷却）に供する製品でも、その要求仕様は大きく異なるため殆どの場合がカスタム設計となります。構造解析モデルも過去に作成したモデルを流用できるケースは稀で、毎回一から構築する必要があります。但し、その核となる部分のモデリング作業については製品にわたって共通する点が存在します。本セッションでは、この共通作業に注目し、FemapのAPIプログラムを用いて効率化を達成した事例を紹介します。
○株式会社 童夢 開発部 中⼭ 将様
時勢柄、レーシングカー開発も、厳しい予算設定がなされ、トライアンドエラーを前提とした⼒任せの⾞両開発が許されなくなりました。構造解析、流体解析そしてラップタイムシミュレーションなど、数値解析をもとにした検証作業は、新型機種設計時のみならず、セッティングの最適化、および問題点の追及時などにも活⽤され、開発リソースの集中に役⽴っています。本講演においては、株式会社童夢の事業および、Femapを始めとした数値解析事例を紹介します。
シーメンスから：FEMAPを活用した解析業務効率化（FEMAP 2021.2 最新情報）
アブストラクト：最新のSimcenter Femap 2021.2の新機能も含めて、解析業務の効率化に貢献する機能強化項目をいくつかデモをまじえてご紹介いたします。
6月17日（木）13:00～15:00
お客様講演
○株式会社 竹中工務店 東京本店 設計部 佐藤恭章様
昨今、バイオ医薬品の技術革新に伴い、建物内に構築される部分的なクリーンルームや自動冷凍倉庫といった特殊な空間に対して、短期間でのレイアウト変更やBCPの対応が求められています。このようなニーズに応えられる技術および設計手法の開発のために、こうした特殊な空間を構成する部材から部材がアセンブルされた実物まで幅広い規模を対象とした検討を行っていかなければなりません。本セッションでは、Femapを使って、幅広い規模を対象とした検討の効率化を図った事例についてご紹介します。
○JIPテクノサイエンス 株式会社 解析ソリューション事業部 中井章裕様
Femapは、多くの構造解析プログラムの入出力に対応しており、また、APIや豊富なカスタマイズ性が魅力的な汎用プレポストツールとして利用することが可能です。本セッションでは、当社販売の汎用構造解析プログラムの解析事例を交えながら、プレポストツールとしての連携およびAPIの活用方法をご紹介させて頂きます。
シーメンスから：シーメンスが提案する設計探査（最適化）技術とFEMAPの連携
製品性能を向上するデザインの発見は、製品の複雑さが増すにつれ、シミュレーションを活用するものの、マニュアルによる試行錯誤の繰り返し作業になりがちです。本セッションでは製品開発期間の短縮コスト削減などを実現するために必要な「設計探査技術の世界」についてFEMAP連携のデモを交えながらご紹介します。