近年、各自動車メーカにおいて自動運転実現に向けてのシステム開発が進められています。特に完全自動運転の実現に向けて開発対象システムの複雑度が増してきており、正しく動作しているかを検証するためには適切なテストが不可欠となります。しかし実車によるテストでは必要走行距離が膨大であるため現実的な時間でのテスト網羅性を確保することは難しく、また実車では実現の難しい危険なユースケースをどのようにテストするかについても課題が多くあります。この対策として、仮想シミュレーションを活用した検証が不可欠となってきている一方、実空間のトラフィックデータとの相関をどうとるのかという課題があります。
本ウェビナーでは、上記の課題に対して仮想空間でのテストに実空間で収集したトラフィックデータを活用するドライブ・ツインという概念とともに、これを実現するためのシミュレーションや実験(テスト)ツール、エンジニアリングサービスの活用法などをご紹介いたします。
是非ご参加ください。
開催概要
[日 時] 2022年2月2日(水) 13:00-15:20
[参加費] 無料
プログラム
13:00 - 14:00
実空間/仮想空間をシームレスに活用するドライブ・
ツイン開発手法のご紹介
昨今のAD/ADAS開発に求められる要件に対応していくにはシミュレーションや実テストを
組み合わせた開発プロセスの整備が必須となりますが以下の課題が考えられます。
・開発フェーズにおいて実空間/仮想空間をシームレスに活用する技術が必要となる
・上記において実際のトラフィック情報を活用する必要がある
・上記において様々な走行条件に対応できるアルゴリズムを活用する必要がある
今回上記課題に対応するドライブ・ツインソリューションのご紹介を通して、開発後工程での
手戻りをなくし、またさまざまな走行条件やマーケットニーズへの対応を可能とする開発手法を
ご提案します。
14:00 - 14:05 質疑応答
14:05 - 14:35 マルチセンサーによるADAS開発を加速させるデータ計測システム
ADAS開発における「実車測定データ」については、各種センサーを同期でき、長時間の車載環境下で
あっても、精度が高く且つ、堅牢である必要があります。全体のフレームワークの中で効率的に
データを運用するための必要な計測システムとプロセスについてご紹介します。
・自動運転技術開発における実車計測の課題
・計測システムに求められる機能
・仮想検証とアルゴリズム最適化を加速させるデータ運用
14:35 - 14:40 質疑応答
14:40 - 15:10
外乱を想定したAD/ADASロジックのバーチャル検証
多様で複雑な市街地走行においてAD/ADASロジックの検証をするには膨大な時間とコストが
かかります。本セッションでは、シミュレーションの有効な活用法をご提案いたします。
・実車走行テスト vs シミュレーション
・環境モデルとセンサシミュレーション
・Massive Simulation
15:10 - 15:20 質疑応答
[お申込]
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お客様を優先にご案内させていただく場合がございます。予めご了承ください。
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