EV/HEVトラクションモーターの冷却設計を最適化
トラクションモーターの多くは永久磁石埋め込み型であり、パワートレインを軽量化できるように高電力密度になっています。軽量化によって電磁容量と熱容量が減少する一方、ピーク負荷時、特に温度上昇時には飽和と過熱を起こしやすくなります。ドライブサイクルの間欠運転、耐用年数、永久磁石と絶縁体の安定性は温度上昇の影響を受けるため、トラクションモーターを適切に冷却することが重要です。
このウェビナーでは、トラクションモーターを設計するためのSimcenterの低周波電磁界CFDソリューションを紹介します。このソリューションを使用すると、モーターモデルの迅速なセットアップ、電磁 / 熱性能の解析、電磁熱の損失の評価を実行し、流量と許容可能な圧力降下を考慮して冷却設計を最適化できます。
トラクションモーターの適切な冷却システムを設計し、安全性と信頼性を高め、最大の性能を発揮
このウェビナーで学べる内容:
- トラクションモーターの低周波電磁界CFDソューションを使用して、ピーク条件下の設計の堅牢性を確保する方法
- 電磁界 (EM) と熱の結合解析
- 減磁解析用ツールの正しい使用法
- 熱設計を最適化する方法
講演者の紹介:
講演者の紹介
Mike Gruetzmacher
Calibre担当 技術マーケティングエンジニア
Mikeは、ボーフム専門大学 (応用科学) で機械工学を学んだ後、フランクフルトのNIKA GmbHにてアプリケーションエンジニアを務め、Simcenter FLOEFDを初期から使用してきました。廃熱利用システムを手掛けるKüttner Energy & Environment GmbHにおいて、8年にわたりプロジェクトマネージャーを務めてきました。 またエンジニアを対象としたビジネスエコノミクス学についても学んでいます。シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアでSimcenterポートフォリオグループに属し、技術マーケティングエンジニアとしてSimcenter FLOEFDを担当しています。
Mike Gruetzmacher
Technical Marketing Engineer
Mike studied Mechanical Engineering at Bochum University of Applied Sciences and worked at NIKA GmbH, Frankfurt as an Application Engineer where he worked with Simcenter FLOEFD at its early stages. He went on to work as a Project Manager for Waste Heat Recovery Systems, Küttner Energy & Environment GmbH for eight years. Mike has also recently studied Business Economics for Engineers. Mike now works in the Simcenter portfolio group at Siemens Digital Industries Software as a Technical Marketing Engineers specializing in Simcenter FLOEFD.