オンデマンド・ウェビナー

ADASと自動運転データに付加価値を与える

自動運転データを確実に記録して理解

おおよその視聴時間36 分

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車載高速レコーダーを使用して、自動運転センサーの非圧縮データを取得する自動運転車。

マルチセンサーの自動運転とADAS (先進運転支援システム) の開発を加速するため、自動運転車 (AV) メーカーは、クローズド・ループの開発プロセスの一環としてスマート・レコーディング技術を活用しています。テラバイト規模のセンサー生データと車載ECUデータを取得、保存、匿名化、解析、再生することは、安全、快適、効率的な自動車オペレーションにとって決定的に重要です。このウェビナーは、シーメンスのSimcenter SCAPTORを使用して、大量のADAS/AVデータを管理、記録するという技術課題を解決する方法を紹介します。ぜひ、今すぐご覧ください。

スマート・レコーディングを活用して効率を高め、人的ミスを削減

世界中の自動車メーカーは、競争力を確保するためにADASおよびAVシステムを開発、検証しています。しかし、検証に必要なデータへのアクセス、内部担当者の分断、および効果的な同期化などの開発課題を抱えています。Simcenterは、次の4つの重要なステップで、大量のデータを、効率的なプロセスで活用できるデータへと変換するための実用的なソリューションを提供します。

  1. データのスマートな記録
  2. 生データをサーバーまたはクラウドに取り込み、人間による処理が多すぎて発生するエラーを回避
  3. 生データを効率的に消化
  4. 生データを充実させて、検証、妥当性確認プロセスで使用

複数のデータストリームからの大量のADAS/AVデータを管理

シーメンスのスマート・レコーディング・ソリューションは、車載高速レコーダーを介して非圧縮のADAS/AVセンサーデータを取得します。それぞれのシナリオに適切なデータへアクセスして検索、解析するためのソフトウェアも提供します。スマート・レコーディングでは、トリガー記録とマーキング設定によって、データ量を削減したり、有意なデータをすばやく見つけたりすることができます。さらに、顔の表情そのままに匿名化する最先端技術により、データが法規制やプライバシーの制約 (GDPR: EU一般データ保護規則など) に準拠するようにします。

Simcenter SCAPTORを使用して、柔軟かつ高精度にデータを記録

振動に非常に強いSCAPTORは、最も堅牢でコンパクトなレコーダーの1つであり、高い車載処理能力 (最大4GPU) を備えています。SCAPTORは、完全に車載向けに設計されており、車両バッテリーに直接接続できます。また、無停電電源装置用のオプションも提供しています。これにより、連続記録が可能です。また、自動的に記録を開始することも、スマートトリガー機能を使って、いつ開始/停止するかを完全にプログラムすることもできます。

講演者の紹介

シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア

ロビン・ノイジェンス

上級製品マネージャー

ロビン・ノイジェンスは、ADAS/AVデータの記録、管理をサポートするSimcenter SCAPTORソリューションを担当しています。応用機械工学の修士号を取得してルーベン・カトリック大学 (グループT) を卒業した後、ルーベンのシーメンスに入社しました。入社以来一貫して、車両開発のためのデータの記録と処理を専門に扱っています。現在の役職に就く前は、大手のお客様にNVH試験の技術サポートを提供していました。現在はSCAPTOR製品の開発で、業界の未来のニーズを満たし、期待に応えられるよう尽力しています。

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