オンデマンド・ウェビナー

車載パワーエレクトロニクスのトポロジーが電動パワートレインの性能に与える影響を予測

共有

車載パワーエレクトロニクスのトポロジーが電動パワートレインの性能に与える影響を予測

車両を推進させるパワーエレクトロニクス・モジュールは、自動車の電動化を成功させる上で重要な役割を果たします。OEMは、性能要求どおりの最適な電力変換効率が得られる新しい技術やイノベーションを模索しています。正しい意思決定を下して適切な電圧レベルを維持するためには、さまざまな回路トポロジーと半導体技術 (SiC MOSFETやSisなど) や、適切な熱管理システム (コールドプレート、両面、または液体ピン冷却) を統合できなければなりません。こうした要素をどのように組み合わせるかによって、統合した際に、信頼性や、エネルギー消費、パワー、および熱安全性といった車両性能に影響が出ます。したがって、開発サイクル早期に設計空間を探査し、後になって性能不良を生じさせないことが極めて重要です。

このウェビナーでは、切れ目のないデジタル・スレッドによって、設計案の探査や、コンポーネントの選択時から統合段階までの性能レベル評価、そして性能の重み付けや、エネルギー消費、熱安全性に関する正しい意思決定が可能になることを紹介します。

さまざまなワイドバンドギャップ (WBG) 半導体およびインバーターの熱管理システムを比較する

このウェビナーの内容:

  • 電気自動車インバーターの熱および電気的な特性評価を行う方法
  • インバーターの低次元モデルを統合型車両シミュレーションプラットフォームに統合する方法
  • さまざまな半導体や、インバーターの冷却システム、電圧レベルが車両性能に与える影響を評価する方法

講演者の紹介

講演者の紹介

Siemens Digital Industries Software

Romain Nicolas

事業開発担当

Romainは重機分野のシステムシミュレーションを担当しています。2011年にVolvo AB Groupで制御システムエンジニアとしてキャリアを開始し、制御アルゴリズム検証のためのプラットフォームを開発しました。また、システム責任者として複数のプロジェクトを管理し、アジャイル手法を駆使するソフトウェア開発者として活躍しました。 ESTACA Parisで機械工学を学び、IFP Schoolで理学修士号を取得しています。

Siemens Digital Industries Software

Romain Nicolas

Business Developer

Romain is responsible for system simulation activities in the heavy equipment sector. He started his career in 2011 as control systems engineer in the Volvo AB Group. There, he developed a platform for control algorithms verification, led several projects as system responsible, and worked as a software developer using Agile methodology. He has a Mechanical Engineering degree from ESTACA Paris and an MSc from IFP School.