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ホワイトペーパー

多層的なセキュリティ手法とファイアウォールでコネクテッドカーを守る

読了時間の目安: 33 分

今日の自動車は最先端の機械よりも多くのソフトウェアを実装しています。コネクテッド化、電化、自動運転技術などの大きな流れを受けて、自動車のソフトウェアコンテンツがますます重要になってきました。しかし、ソフトウェアが複雑化し、コネクテッド化が進むと、自動車がセキュリティ脅威にさらされやすくなります。そうした脅威に対抗するため、各国政府は自動運転車両の責任について法制化を進めています (2017年制定のU.S. SELF DRIVE ACTなど)。自動車業界は、コネクテッドカーが信頼に値するものであることを自ら実証しなければなりません。

本ホワイトペーパーは、自動車のセキュリティに中心的な役割を担うファイアウォールについて考察するとともに、自動車そのものの安全性と信頼性について議論します。

ファイアウォールで自動車を脅威から守り、機密性、安全性、信頼性を確保

コネクテッドカーの普及にあたっては、セキュリティは競争優位性を高めるものではなく、必須条件です。そして、多層的なセキュリティ手法の中心にあるのがファイアウォールです。全体的なセキュリティポリシーとしては、すべてのレベル、あるいは使用されるレベルを網羅的に防御しなければなりません。ファイアウォールをネットワークのレイアウトに組み込むことで、外部からの悪意あるデータが車内ネットワークに侵入するのを防ぎます。また、悪意の可能性のあるデータがネットワーク内部で生成されないようにすることで、外部の世界を保護する役目も果たします。ファイアウォールは自動車内部のネットワークを部分的に保護します。いずれかのECUが侵害されても、セキュリティ保護されたネットワーク内部でその脆弱性が悪用されることを許しません。

このホワイトペーパーをダウンロードして、ファイアウォール設計で考慮すべき事柄はどのようなものか、早期の検知、カスタマイズ、標準化が最終的な設計案を考えるうえでいかに重要かを学びましょう。

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