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New York, NY USA, 04 September 2019

シーメンス、Xceleratorをリリースして全産業のデジタル未来を牽引

  • シーメンスの主要なソフトウェア・ポートフォリオとマルチ・エクスペリエンスを提供するアプリケーション開発プラットフォームを統合したXcelerator。デジタル・トランスフォーメーションを強力に推進し、既存のデータとシステムの容易な再構築、統合、拡張を可能に
  • 精緻なデジタル・ツインを作成することで、製品の設計時、製造時、使用時における迅速なイノベーションとバリデーションを実現
  • 業界をリードするインダストリアル・ソフトウェア・ポートフォリオの拡大に合わせて、社名をシーメンスPLMソフトウェアからシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアに変更
シーメンスは本日、それぞれのユーザーが業界のニーズに合わせてパーソナライズできるソフトウェア、サービス、アプリケーション開発プラットフォームの統合ポートフォリオ「Xcelerator」をリリースしました。これにより、あらゆる規模の企業がデジタル・エンタープライズに移行できるよう支援します。Xceleratorにはシーメンスの設計、エンジニアリング、製造までの一貫したソフトウェア・ポートフォリオと、マルチ・エクスペリエンスを提供するローコード・アプリケーション開発プラットフォーム「Mendix」が統合されています。Mendixプラットフォームには、Mendixの業界をリードするローコードとノーコードの統合開発環境に加え、シーメンスのクラウドベースのオープンIoTオペレーティング・システムである「MindSphere(R)」をエンジンとするデジタル・エンジニアリングとIoTのための各種クラウド・サービスやアプリケーション・サービスが新たに実装されました。Xcelerator独自のこのプラットフォームは、シチズンデベロッパーやエンジニアなど誰もが既存のデータやシステムを容易に再構築、統合、拡張できるようにしてデジタル・トランスフォ―メンスを強力に推進します。
 
また、シーメンスは世界中の組織でデジタル・トランスフォーメーションを加速させるソリューション、アプリケーション、ツール、サービスのポートフォリオの拡大とシーメンスのエコシステムの成長を明確に表すために、事業会社をシーメンスPLMソフトウェアからシーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアに名称を変更したことを発表しました。
 
シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアのCEOのTony Hemmelgarnは、「シーメンスは、設計部門と業務部門の垣根を取り払い、バーチャルな世界とリアルの世界を融合させてイノベーションを興してきた長い歴史を持ちます。Xceleratorはその歴史を継承し、電子設計の自動化から製品ライフサイクル管理までの完全なソフトウェア・ポートフォリオをはじめ、Mendixプラットフォーム、さらにはIoTオペレーティング・システムのMindSphereを統合しています。Xceleratorは、フィードバックやパフォーマンスを収集してその洞察を設計や製造に戻すという独自の特徴を有し、ディスクリート産業やプロセス産業全体にデジタル・エンタープライズの実現を可能にします。そして、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアとして、設計、エンジニアリング、製造の融合を実現できるデジタライゼーション・ソフトウェアとサービスのポートフォリオを拡充し未来に突き進んでいくことを楽しみにしています」と述べています。
 
シーメンスのインダストリー・ソフトウェア・ポートフォリオを統合したXceleratorシーメンスは、電子・機械設計、システム・シミュレーション、製造、運転、ライフサイクル・アナリティクスのための業界で最も包括的で高度なポートフォリオを提供してきました。
Xceleratorは、インフォメーション・テクノロジーやオペレーショナル・テクノロジー、エンジニアリング・テクノロジーの既存環境とコネクトする組込みツールや組込みデータベースを統合します。この統合により、シーメンスの広範なテクノロジーを活用できる独自のワークフローが実現します。例えば、NX(TM)ソフトウェアにMentor GraphicsのCapital(TM)ソフトウェアが組み込まれているため、エンジニアリング部門のエクスパートたちによる新製品のコラボレーティブな設計を可能にします。またSiemens Opcenter(TM)ソリューションとValor(TM)ソフトウェアが統合されているため、デジタル・スレッドを設計から製造まで拡張して連続的な品質改善を図ることができます。さらにシーメンスは、プレシリコン自動運転検証環境「PAVE360(TM)」を構築するための複数の自動車検証ツールを統合しました。このオープンな統合により、モデル・ベースのシミュレーションを実際のテストデータやパフォーマンス・アナリティクスと融合させる最も精緻なデジタル・ツインを作成することで、製品と運転のイノベーションと検証を加速化させることができます。
 
Siemens Digital Industries Softwareはこのようなデジタル・エンタープライズ・ポートフォリオを提供して、あらゆる規模のユーザーにバリューチェーン全体を統合しデジタル化するエンド・ツー・エンドの製品、ソリューション、サービスを提供しています。Xceleratorは、製品性能、製品開発、製造オペレーション、ライフサイクル・サポートに関して継続的な創意工夫を凝らせるようになります。Xceleratorは、製品ライフサイクル管理(PLM)、電子設計自動化(EDA)、アプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)、製造オペレーション管理(MOM)、組込みソフトウェア、モノのインターネット(IoT)のための各種アプリケーションとソリューションから構成されています。この統合ポートフォリオは、経営トップから製造現場に至る業務の自動化やXceleratorエコシステム参加者間の情報フローのオーケストレーションを支援して、トレーサブルなデジタル・スレッドを作成し、オープンでコラボレーティブな環境を迅速かつ機敏に構築できるようにします。
 
Xceleratorエコシステムを強化するMendixアプリケーション開発プラットフォームエンタープライズ向けローコード/ノーコード・アプリケーション開発プラットフォームのグローバル・リーダーであるMendixをシーメンスが昨年買収して以来、Mendixプラットフォームは拡張を続けています。クラウドのパワーと市場をリードする迅速なアプリケーション開発環境を提供し、既存のソリューションを新しい種類のデータやシステム、ユーザーと統合し拡張します。
Mendixプラットフォームは、MindSphere、デジタル・エンジニアリング、システム・インテグレーションによって支えられたIoTのためのアプリケーション・サービスの実現に加え、どのシステムからのデータもアプリケーションやデバイスとの双方向接続を可能にします。MendixプラットフォームはXceleratorユーザーに対してマルチ・エクスペリエンスを提供するアプリケーションの作成を可能にし、どのデバイスにあるデータも、どの場所からのデータも、どのクラウド上にあるデータも、またどのプラットフォーム上にあるデータもすべて共有できるようにして、デジタル・トランスフォーメーションの利点をこれまで以上に迅速に享受できるようにします。
 
Xceleratorは、多種多様なITシステムやアプリケーションからのデータを使用し配信するアプリケーションの作成を可能にします。企業の規模やサプライチェーン内のポジションを問わずに、個々のニーズに合わせてパーソナライズし利用できる各種ソフトウェア・ソリューションを通してビジネスのデジタル・トランスフォーメーションを実現することにより新しい働き方をサポートします。オンプレミス型ソリューションを構築したい、クラウド型ソリューションと組み合わせたい、またはクラウド上ですべての業務を行いたいといった場合でも、Xceleratorは各企業に最適なペースとシステム構成でデジタルの未来を実現できるよう支援します。