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26 May 2009

シーメンスPLMソフトウェア、Solid Edge with Synchronous Technology 2を発表

【2009年5月26日 米国テキサス州PLANO発】 

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、Solid Edge® with Synchronous Technology 2をリリースすると発表しました。

今回リリースする製品は、シーメンスPLMソフトウェアの画期的な シンクロナス・テクノロジを搭載したSolid Edgeの第2バージョンです。シンクロナス・テクノロジは、ノンヒストリ・フィーチャ・ベースのモデリングを可能にし、製品の市場投入期間の短縮を支援するツールです。

「機械部品の設計変更のときに、3Dフィーチャ・モデリング機能をフル活用できるだけでなく、柔軟性の高いソフトウェアはないかと探していました。Solid Edge with Synchronous Technologyはこの両方においてベストなソフトウェアです」と、American Renolit社のプロセス・エンジニアリング・マネージャであるBen Fune氏は述べています。

Solid EdgeはVelocity Series™ 製品ポートフォリオのコア・コンポーネント・ソフトウェアであり、迅速で柔軟性に富んだダイレクト・モデリングと精密な制御が可能な寸法駆動設計を同時に可能にします。最新版では、部品/アセンブリのモデリング機能がより向上し、新しい板金設計アプリケーションが追加されるなど、シンクロナス・テクノロジがさらに進化しています。このリリースに併せて、シーメンスPLMソフトウェアは新しいFEA(有限要素解析)ツールと最新のMicrosoft SharePointプラットフォームを活用したPDM統合機能も発表しました。

「Solid Edge with Synchronous Technology 2のリリースにおいて、シーメンスPLMソフトウェアの持つ革新的なテクノロジであるシンクロナス・テクノロジが進化し、インテリジェントな板金設計アプリケーションを含む、部品/アセンブリのモデリング機能に追加されました。 当社が昨年実施した評価では、シンクロナス・テクノロジを、ソリッド・モデリングを大きく進化させるものと位置づけ、今後業界に良い影響をもたらすと予測していました。今回の最新版は、モデリングのパワーと堅牢性においてその評価が正しかったことを証明しています。また、エンドユーザーへのインタビューでも、設計時間の短縮というメリットを享受できたことが明らかになっています。Solid Edgeのモデリング機能の拡張は、新たなミッドレンジのFEAアプリケーション、Solid Edge Simulation、そして最新のMicrosoft SharePointをベースにしたSolid Edge with Insightのデータ管理アプリケーションの導入にも適しています。これにより、Solid Edgeとそのユーザ双方に対してwin-winのシナリオをもたらすことができるのです」と、CPDA(Collaborative Product Development Associates)のリサーチ・ディレクタであるDr. Ken Versprille氏は述べています。

部品とアセンブリの同時モデリング

Solid Edge with Synchronous Technology 2では、全体の設計時間の短縮を可能にする複雑なフィーチャの作成ツールや高度なスケッチ編集ツールと合わせて、コアとなる部品とアセンブリのモデリング機能にシンクロナス・テクノロジを数多く組み込みました。2Dから3Dへの移行をさらに容易にするために、Solid Edgeではインポートした図面から2D寸法を抽出し、これを3D駆動寸法に変換してモデリングできるため、2Dでの設計意図に基づいて3D設計を編集することができます。さらに、3Dモデルの変更を容易にする「ライブ断面」機能も利用できます。この機能では、3Dモデルの任意の箇所を切断してその2D断面を編集すると、その2D編集が3Dモデルにリアルタイムに反映されます。

新しい板金設計アプリケーション

Solid Edgeの最新リリースでは、板金設計にもシンクロナス・テクノロジが組み込まれ、ノンヒストリ型フィーチャ・ベースの3D設計アプリケーションになっています。

この板金設計アプリケーションは、シンクロナス・テクノロジのパワーを搭載した2つ目のアプリケーションになりますが(最初のアプリケーションは、昨年12月発表のシンクロナス・テクノロジを搭載したCAM Express)、その拡張性をさらに立証したものとなっています。シンクロナス・テクノロジは板金設計の現場に高い生産性をもたらします。より少ない事前計画で、何の制約もなく柔軟に変更作業を行ってモデルを作成でき、サプライヤから提供されたデータを効率的に再利用したり、編集したりすることができます。

板金のように、あるプロセスに特化したアプリケーションは、特別なスキルや独自の機能を必要とする特定の設計分野に対応するソフトウェアの好例です。板金設計を行っているお客様は、シンクロナス・テクノロジによって設計時間を驚異的に削減することができます。板金設計アプリケーションにもシンクロナス・テクノロジが搭載された今、お客様はこのテクノロジの拡張性を真に実感できることでしょう」と、シーメンスPLMソフトウェアのSolid Edge製品開発ディレクタであるDan Staplesは述べています。

Solid Edgeの新しいFEAシミュレーション・ツール

Solid Edge Simulationは、オプションとしてCADシステムへの組み込みが可能な新しい解析ツールです。製品開発プロセスの早期に部品とアセンブリの設計を検証することによって、製品の市場投入期間を短縮し、物理プロトタイプの製作コストを削減することができます。Solid Edge Simulationは、Femap®の有限要素モデリングとNX™ Nastran®のソルバー技術に基づいており、Solid Edgeのユーザ・インターフェースに実装されます。これにより、設計者やエンジニアはSolid Edge内で多くのシミュレーションを容易に実行できるようになるため、設計にイノベーションをもたらすことができます。Solid Edge Simulationにもシンクロナス・テクノロジが搭載されているため、シミュレーション・モデルも簡単に準備でき、設計の微調整も迅速に行うことができます。

「今の経済状況下にあっては、これまで以上にエンジニアの役割が増えています。FEA機能をSolid Edgeに組み込んだことで、設計の解析作業をアウトソースに頼ることなく短時間で多くの設計をシミュレートすることができます。また、顧客の要望にもより迅速に対応することができ、さらに品質の向上とコスト削減を実現します」と、シーメンスPLMソフトウェアのVelocity Series製品開発担当バイス・プレジデントであるBill McClureは述べています。

Microsoft SharePoint上で設計データの管理が行えるSolid Edge with Insight

Solid Edgeの最新版では、Insight™設計データ管理アプリケーションを強化する重要な機能拡張が行われています。このアプリケーションは、Teamcenter® Expressプラットフォームをはじめ、Velocity Seriesの拡張PDMの実現に向けた戦略における重要な要素の一つです。

「SharePoint Server上で実行されるSolid Edge with insightは、中小・中堅企業における全社的なコラボレーションを実現する設計データ管理も行えるようにするものです。当社の長年のパートナーであるシーメンスPLMソフトウェアは、2001年よりこのSharePointのサービスを活用し、自社のPLMアプリケーションにMicrosoftの最新技術を取り入れて顧客のビジネス・ニーズに応えています」と、Microsoft社のグローバル・イノベーション/PLMインダストリ・ストラテジ担当ディレクタのDon Richardson氏は述べています。

Solid Edge with Insightでは、Windows SharePoint Services (WSS) 3.0およびMicrosoft Office SharePoint Server 2007 (MOSS)が提供するコラボレーション強化、迅速な情報ワークフロー、セキュリティ強化を実現するため、最新のMicrosoft SharePoint®プラットフォームを活用しています。SharePointの最初のバージョンを活用したSolid Edge with Insightは2001年に発表し、今日まで1,000社以上の企業に利用されています。今回、最新のプラットフォームに対応したことで、ユーザはPDMの導入コストとサポート維持コストを削減できます。MicrosoftのSharePointは、特に中小・中堅規模の企業を中心に、これまで全世界で1億ライセンスを超える導入実績があります。

Solid Edge with Synchronous Technology 2の詳細についてはSolid Edge with Synchronous Technology 2 ウェブページ をご覧ください。

販売開始時期

Solid Edge with Synchronous Technology 2は、今年の夏(注)の出荷を予定しています。
(注)米国での販売時期になります。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界5万6,000社のお客さまにサービスを提供し、約600万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は www.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属するシーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション・システム、低圧制御機器、産業用ソフトウェアの分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で約42,900人の従業員を擁し、2008年度の総売上高は87億ユーロ(予備的数値で未監査)を達成しています。


注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの登録商標です。Solid Edge、Velocity Series、Femap、Insight、NX、およびTeamcenterは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。NASTRANは、National Aeronautics and Space Administrationの登録商標です。SharePointは、Microsoft Corporationの商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

【お客様からのお問い合わせ先】
シーメンスPLMソフトウェア お問い合わせ窓口
Tel:0066-3386-1032
E-Mail:jp_marcom.plm@siemens.com
URL:http://www.siemens.com/plm

 

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