10 June 2004

UGSのSolid Edgeバージョン16の新手法「Zero D」が綿密かつ体系的な設計を可能に

2004年6月10日、米国テキサス州PLANO発

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダ、UGSは本日、PLMのメインストリーム市場において業界をリードするバリューベースの3D CADシステムであるSolid Edgeのバージョン16に採用した「Zero D」アプローチについて発表いたしました。Zero Dは、マシンレイアウトに際してジオメトリから製図を行う前に製品構造を定義するという革新的なアプローチです。

Zero D設計アプローチによって、デザインを綿密に体系立てて概念化した後に、新たに作成した2Dスケッチエレメントや既存の2D設計図、3Dパーツを組み合わせ、それらを仮想製品構造に統合して、完全なマシンレイアウトを作成することが可能となります。完成したレイアウトを分割して複数のデザイナーが3Dの詳細を仕上げることが可能で、その際にも関連するリンクはオリジナルのレイアウトに対して維持されています。このようなハイブリッドなプロセスは、アセンブリ構造を一から概念化するのを支援するだけでなく、同時にリレーションシップを迅速に確立するため、設計プロセスを最適化し、市場投入期間を短縮します。

「Solid Edge 2D/3Dハイブリッド設計によってデザイナーは、その時々の仕事に応じて最高のツールを使用することが可能となります。」と、UGSのSolid Edgeビジネスユニット担当ディレクターであるDan Staplesは述べております。「『Zero D』という新アプローチはこのコンセプトをさらに押し進めたものであり、ジオメトリの作成に取りかかる前にアセンブリ構造を完成させることができるだけでなく、必要に応じて既存のジオメトリを活用するといった柔軟性も備えています。一言でいえば、慣れ親しんだプロセスの中でデザイナーが希望通りに仕事を行えるアプローチであり、決してCADシステムがやり方を強制することはありません。」

情報通信調査会社の英Cambashi社の最新調査結果によると、製品設計に伴う複雑さは増加する一方であり、多くの2Dユーザが2Dだけでは仕事が不可能だと認識しているものの、設計プロセスのある部分においては2Dの方が便利で効率的な方法だとも考えています。また、3Dに通じたユーザであってもマシンレイアウトなどの前段階作業においては2Dを用い、その後にバーチャル・モックアップを作成する方が優れていると認識しています。ここから分かるように、2Dユーザも3Dユーザも両方の技術を効果的に組み合わせた設計システムを求めており、すべてのジオメトリの同期を維持しながら、仕事に合わせてしかるべきツールを使いたいと考えているのです。

2Dと3Dのハイブリッド設計を可能にするSolid Edgeバージョン16には以下のような機能強化も盛り込まれています。

AutoCADワークフローをエミュレートするコマンド群:既存のAutoCADユーザが慣れ親しんだ環境で作業できるようにしながら、同時に作業レベルを高めます。
2Dアセンブリ・レイアウトを3Dモデルに変換する新ツール:Solid Edgeのパーツ向け技術であるCreate 3Dと同様の能力をアセンブリにも拡大しました。

Solid Edgeバージョン16に関する詳細は2004年6月2日付けニュースリリース「UGS、Solid Edgeバージョン16を発表」(http://www.ugs.jp/news/2004/04_06_09_02.html)をご覧ください。

UGSについて

UGSは、世界全体で300万本以上の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスおいて世界をリードするPLMプロバイダです。同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.comにてご覧いただけます。