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09 September 2004

UGS、製品ライフサイクル管理(PLM)業界初の共通APIをNX 3に統合デジタル製品開発機能への比類ないアクセスを可能に

同時発表のNX 3向けジャーナリング・ユーティリティは、広範に使用されている Visual Basic言語でマクロを記録し、同じ共通APIを活用

2004年9月9日、米国テキサス州PLANO発

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、NXデジタル製品開発ソフトウェア向けの次世代開発ツールキットを発表いたしました。このツールキットは、PLM業界初の共通・アプリケーション・プログラム・インターフェース(API)をベースにしており、ユーザが世界で広く使われているソフトウェア・プログラミング言語の中から好みのものを使用しながら、NXのインタラクティブ機能を事実上全て自動化できる土台を提供するものです。

「デジタル製品開発ソフトウェアのサプライヤが共通APIを設計し、業界で人気のプログラミング言語の全てに対応した設計を行うのはこれが初めてです。」と、Tech Mold Inc.のオートメーション・ディレクタでProgramming Tools Technical Committee for PLM Worldの委員長を務めるElango Ramanathan氏は述べております。「共通APIのアーキテクチャにより、ユーザはこのソフトウェアのインタラクティブなユーザ・インタフェースを通じて利用可能なあらゆる機能を自動化して利用できるようになります。UGSはこのように共通APIを設計することで、NXアプリケーションのユーザ向けに強力なツールを作成しています。」

ニュートラルな言語、パワフルなアクセスで「オープンな設計環境」を実現

今回のプログラミング・ツールキットは9月15日に予定されているNX 3のリリースと同時に提供が開始されます。単一のフレームワークで複数のプログラミング言語への対応を可能にし、いずれの言語でも変わりなくNXの機能にアクセス可能です。新規に統合される共通APIは、当初C++と.NETプログラミング環境をサポートし、Javaへの対応も予定されています。さらにNX 3には新たにジャーナリング・ユーティリティも統合され、反復的な業務の補足と記録に利用できますが、これも同じ共通APIをベースに開発されました。このユーティリティは広く採用されているVisual Basic言語で記述されたプログラムを自動で生成し、生成されたプログラムは.NET環境で開発されたVisual Basicアプリケーションと容易に統合できます。

「UGSの業界をリードするオープンなPLMビジネスモデルは、弊社の製品ラインの全てが『オープンな設計環境(Open by design)』を実現すると保証できるアーキテクチャとなっています。」と、UGSのPLM製品担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、Chuck Grindstaffは述べております。「NXの中核的機能と、世界で特に広範に使用されているプログラミング環境/言語とを結びつける共通APIを作り上げたUGSは、オープンなソリューションを通じて顧客価値の新たな地平を切り拓こうとしています。」

NXの共通APIの特長

NX 3のリリースと同時に、ユーザはC、C++をはじめ、Visual Basic .NETなど.NET環境でサポートされている全てのプログラミング言語を利用してカスタマイズされたプログラムを作成できるようになります。またユーザはVisual Basic .Netのコードを自動で生成するジャーナリング・ツールも利用できるようになります。将来的にはJava環境のサポートも予定しています。これらのプログラミング環境は全て単一の共通APIという土台を通してNXのコア・ファンクショナリティと接続します。

NX 3の共通APIは下記の機能を備えています。
  • .NET対応NX Open――Microsoft .NET Framework向けの新しいAPIはNX 3に統合して出荷されます。このAPIはNXのコア・アプリケーション機能への完全なアクセスを提供するもので、ユーザはVisual Basicなど.NET互換のあらゆるプログラミング言語を用いて先進の自動化プログラムを作成できるようになります。この新しいAPIは.NET Framework上で構築されているため、ユーザは.NET Frameworkが提供しているあらゆる機能と特長も活用できます。

  • Open C API――このAPIはNXに統合されるダイレクト・プログラミング・インタフェースで、ユーザはCやC++など人気の高いプログラミング言語を使用して、カスタマイズされたアプリケーションを作成可能です。NXのお客様やパートナー、社内向け開発者はこれを使用してNX製品群を補完する独自のアプリケーションを作成できます。大手製造企業のお客様がOpen Cを活用して開発したカスタム・アプリケーションの例としては、航空機翼のサーフェス設計、自動車のサスペンション設計、オフラインでのプロッティング、金型冷却回路の設計、スタンピング・ダイの設計等の用途に向けたものが挙げられます。Open C APIは第三者機関による調査の結果、PLM業界で最も安定性と信頼性に優れたプログラミング・インターフェースの1つであると認定されました。

  • ジャーナリング――新たに導入されたジャーナリング・ユーティリティはVisual Basicベースの堅牢なマクロツールで、インタラクティブなNXセッションを記録、編集し、再現します。作成されたジャーナルは、反復的なタスクやワークフローの自動化、オートテストの迅速な作成、エラー条件のドキュメンテーションなどに利用できます。このユーティリティでは、新しい.NET対応APIでサポートされているのと共通のコマンドを使用して、実際に動作する自動化コードの一部を生成します。簡単なプログラミング構造とユーザ・インタフェース・コンポーネントを使用してジャーナルを編集、改善することも可能で、カスタマイズされたプログラムが迅速に生成されます。

UGSについて

UGSは、世界全体で300万本以上の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスおいて世界をリードするPLMプロバイダです。同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.comにてご覧いただけます。

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