05 January 2005

UGS、テクノマティックス買収へ - 高成長するデジタル製造分野におけるUGSのリーダーシップ拡大に向けた大きな一歩

2005年1月5日

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスの業界をリードするPLMプロバイダUGS PLM ソリューションズ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:飯田 晴祥)は本日、米国UGSがテクノマティックス・テクノロジーズ社(NASDAQ: TCNO)の全社外株の買収について合意に達したことを発表いたしました。テクノマティックス・テクノロジーズ社は自動車、エレクトロニクス、航空宇宙その他の製造・加工業界向けのManufacturing Process Management(MPM:製造プロセス管理)ソリューション分野におけるリーダー企業です。同社社外株の買収額は現金で約2億2,800万ドル、1株あたり17.00ドルで合意しております。

今回の買収は、製品ライフサイクル全体を通じて高い付加価値を提供することを目標にソリューション群の拡大を推進するUGSの戦略上、重要な意義を持つものです。デジタル製造分野は、企業のあらゆる製品生産工程の向上に注力するというPLM戦略として高成長を誇っておりますが、今回の発表はUGSがこの分野において今後もリーダーの地位の堅持につとめることの表れと言えます。PLMコンサルティング&リサーチ会社大手であるCIMdata社は、各種製造企業によるデジタル製造イニシアチブへの投資額は向こう3年間、年率25%以上の高率で伸び続けると予測しています。また、UGSのデジタル製造関連部門の収益は、前年比約100%増です。

UGSは先日、同社の広汎な拡張性を備えた技術バックボーンであるOpen Manufacturing Backbone(OMB)とテクノマティックスのソフトウェアとの連携を行っています。OMBは、サードパーティのソフトウェアの相互運用を可能にするオープンな環境を提供することで、デジタル製造工程における変革を実現するものです。今回の買収により、テクノマティックスの各種ソリューションの統合がより短期間で行われ、それらのソリューションをUGSのOMBおよびE-factoryのデジタル製造ソリューションの統合コンポーネントとして、より迅速かつシームレスに提供することが可能となることを、UGSは期待しております。

「テクノマティックスをUGSに統合することは自然な流れであると同時に、弊社のデジタル製造戦略において重要な一歩であるといえます。これにより、トップクラスのソフトウェアをより早い時期に、弊社とテクノマティックス両社のお客様のためにご提供することが可能になるでしょう。」と、UGSの会長、社長兼CEOのTony Affusoは述べております。「テクノマティックスと弊社の両方、もしくはいずれかのデジタル製造技術を現在ご活用のお客様には、今後両社のソリューションの統合が進むことにより、一段と高度かつ豊富な機能をご提供することができるでしょう。」

「テクノマティックスのチームからは、豊富な業界知識と、デジタル製造技術の専門ノウハウを学ぶことができると確信しています。テクノマティックスとUGSのPLM、デジタル製造業界をリードする技能の融合により、弊社はデジタル製造の世界市場において比類のない専門力を発揮し、より深く広く市場に浸透してゆけると、期待しております。」

従来の関係を正式契約として

買収の手続きは、今後当局の承認を待つこととなりますが、2005年度第1四半期末までには完了する見通しです。UGSとテクノマティックスは2002年度から戦略的提携を結び緊密な協力関係にありますが、今回の契約は、このような両社の絆を正式に固める手続きであるとみなすことができます。買収完了後、両社はテクノマティックス のMPMの完全統合ソリューションをUGS のTeamcenterのユーザーにも提供する予定です。一方、従来通り、ユーザーが選択するPLM環境に統合可能な、業界をリードするオープンなスタンドアロンソリューションとしても、テクノマティックス のMPMソリューションを引き続き提供してまいります。また本年度後半には、さらなる技術強化の発表も予定しています。

「両社の技術とノウハウが結びつくことで、すべてのお客様の利益につながる最良の製造向けソリューションの提供が可能になると確信しています。」と、テクノマティックス社会長のHarel Beit-On氏は述べております。「また、今回の契約は他の技術買収例とは異なり、両社が2年以上にわたり緊密なコラボレーションを行ってきた経過があります。ですから、テクノマティックスの技術のUGSのデジタル製造ソリューションへの本格統合は、きわめてスムーズに実現されると確信しております。」

「過去2年間、両社の協力関係は良好でした。テクノマティックスの社員は、PLM業界をリードするUGSの一員になることを心待ちにしております。」

事業投資の継続

テクノマティックスの買収は、UGSが2004年5月に独立系企業として運営を開始して以来、4度目の技術買収となります。

「UGSは、世界最高の製品ライフサイクル管理ソフトウェアをお客様にお届けするという目標のもと、フランチャイズの拡大を続けています。テクノマティックスがUGSファミリーに加わることは、この面において大きな前進を意味しています。」とAffusoは述べております。「弊社の技術プラットフォームはすでに他の追随を許さぬ地位をPLM業界に得ておりますが、このたびの買収は、弊社の継続的な社内研究開発投資とともに、このプラットフォームの一層の価値を高めるものです。」

UGSについて

UGSは、世界全体で330万本以上の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。 同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。 UGSの製品・サービスの詳細については、 http://www.ugs.jphttp://www.ugs.comをご覧ください。

Tecnomatix Technologies Ltd. について

Tecnomatix Technologies Ltd.(NASDAQ:TCNO)は、自動車、エレクトロニクス、航空宇宙その他の業界に向け、世界トップレベルのMPM(Manufacturing Process Management)ソリューションを提供します。TecnomatixのeMPower MPMソリューションにより、生産工程の設計、シミュレーションおよび実行が可能となり、ショップ・フロア全体にわたるリアルタイム管理とビジビリティが実現します。世界で5,000を超える企業がeMPowerソリューションを導入し、作業コスト削減、製品の市場導入の促進や量産までの期間の短縮に活用するとともに、高い製品・工程の質を維持しています。Tecnomatixは20ヵ国以上に支社を擁し、BMW社、Boeing社、Comau社、Ford社、GM社、Mazda社、Philips社、Schneider Electric社、Volkswagen社など、世界的大手メーカを支援しています。Tecnomatix Technologies社の詳細については www.tecnomatix.comをご覧ください。

このニュース・リリースの文章のうち、歴史的事実でない部分は、将来の製品統合・開発や買収計画の利点に関する記述を含め、米国証券管理法に規定された予測の記述に該当します。これらの予測は数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果が予測とかなり異なる可能性がありますが、例えば統合計画が遂行されない、UGSが予期された利点を実現しないなどのリスクを含め、それらのリスク要因のほとんどはUGSの管理範囲外にあります。UGSは上位劣後社債(表面金利10%)の最終目論見書に、各種リスク要因に関する見解を記載しています。この文書のコピーはUGSから入手できます。UGSは、新しい情報や将来のイベントなどが判明した場合でも、このニュース・リリースの予測を更新または修正する義務を負いません。