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13 January 2005

世界的大手造船企業、NX™、Teamcenter™を採用

2005年1月13日

UGS PLMソリューションズ株式会社(本社:東京 代表取締役社長:飯田 晴祥)は本日、世界をリードする造船企業Howaldtswerke-Deutsche Werft AG(HDW)社が、UGSのコラボレーティブ製品エンジニアリング、データ管理ソフトウェアおよびサービスを、高性能非原子力潜水艦のデジタル開発を推進するためのソリューションとして採用し、数百万ドル規模の発注を行ったことを発表いたしました。

今回の発注は、2004年度 第3四半期に成立済みの契約に基くものであり、HDWはNX(デジタル製品開発)およびTeamcenter(コラボレーション向け製品データ管理)のソフトウェア200シートと関連サービスを購入しました。HDWは非原子力潜水艦、海軍艦艇、一般民間船舶の製造における世界有数の企業であり、このうち潜水艦部門のすべての製品開発に、標準ソフトウェアとしてNXとTeamcenterの使用を予定しています。HDW(ドイツ)、Hellenic Shipyard(ギリシャ)、Kockums(スウェーデン)などHDWグループの全企業に、この契約が適用されます。

HDWはNordseewerke社とともにGerman Submarine Consortiumを結成しており、またGerman Frigate Consortiumに所属しています。同じくGerman Frigate ConsortiumのメンバーであるNordseewerke、Blohm+Voss、Fr. Lurssen Werftの3社は、2002年にNXとTeamcenterの導入を決定しています。

HDWでは今回の決定に先立ち、従来使用していたシステムとUGSのシステムとの間で包括的な比較評価を行いました。この比較結果をもとに、一貫性あるCAD環境とエンジニアリング製品データ管理(PDM)環境を構築する方法として、UGSとNX、Teamcenterソフトウェア製品が選定されたものです。

比較検討は以下のような評価基準を設けて実施されました。
  • 機能全般。部品モデリング、大型アセンブリの処理、使い易さ、セキュリティ、オープン性など

  • 造船業界固有の要件(CAD構想モデル、工程計画アプリケーション、造船用鋼、複雑な製品構造の処理、製品構造の多様な表示など)

  • データの移行

  • SAPビジネスソフトウェアとのインターフェースの品質

  • CAD、PDM間の統合のレベル

  • サプライヤーの市場における位置、長期的パートナーシップに必要な能力
「潜水艦はきわめて複雑な製品です。開発プロセスには何百人ものエンジニアが関与して100,000以上の部品、コンポーネントが定義され、それらがみな最終的に一体となって機能しなければなりません。製品と工程に関わる全情報に加え、それらの相互依存関係の情報すべてを処理し保持することは、実に困難な業務なのです。UGSの製品と専門技術は、私達の要件に充分合致する最新鋭CAD/PDMソリューションだと強く確信しています。我々の設計プロセスを強力に支援して、デジタル潜水艦の建造を可能にしてくれることでしょう。」と、HDWのエンジニアリング&デザイン・サブマリンズ部シニア・バイスプレジデントを務めるGunter Sens博士は述べております。

「HDWに、包括的評価の結論として弊社が選択されましたのは、まことに喜ばしいことです。HDWのこのたびの決定は、造船企業による一連のUGS製品採用の流れに続くものです。弊社は今や造船業界において傑出した地位を獲得しております。このように高い実績と定評を誇る造船企業とパートナーシップを結んだことで、弊社の技術と人材における優位性が改めて証明されたわけです。HDWの継続的な成功をサポートさせていただくことに一同、大きな意欲を持っております。」と、UGS EMEAのエグゼクティブ・バイスプレジデント、Jim Duncanは述べております。

欧州におけるUGSの業績

2004年度第3四半期のEMEA(欧州、中東、アフリカ地域)におけるUGSの売上高は23パーセント増加、ソフトウェアの売上高は37パーセント増加しております。さらに、EMEAにおけるUGSの現時点までの年度累計売上高は16パーセント増加、ソフトウェアでは19パーセント増加しております。

欧州におけるUGSの第3四半期の特筆すべき実績には、北欧での過去最大の契約となる、Saab AB社の新たなPLM技術パートナーの地位を得た契約などがあります。UGSはまた、第3四半期の成果として、Rolls-Royce社が競合他社との比較評価を行った結果、PLM関連製品およびサービスのサプライヤーにUGSを選定し、包括協定を締結したことを発表しています(UGSの第3四半期業績についてのプレスリリースをご覧ください - http://www.ugs.jp/news/2004/04_11_17.html)。

「HDWとの契約は、欧州におけるUGSの順調な成功の一つの現われであると同時に、弊社が引き続き、造船産業におけるPLMの普及に成果を挙げているという事実を示すものでもあります」と、Duncanは述べております。「私達はお客様に卓越した品質を提供することを常に目標としてまいりましたし、今後もそれを目指してまいります。PLMは、企業が革新的なプロセス変革をお手伝いする企業戦略です。欧州各国のさまざまな業界の企業から、UGSの力を求めていただける機会が増えております。」

Howaldtswerke-Deutsche Werft AG社について

Howaldtswerke Deutsche Werft AG社はKielにある、ドイツ最大の造船所であるとともに、国際的な造船企業グループを擁する会社です。技術的観点から見るHDWは、高性能の軍艦や商船の設計、建造を手がける大手造船所であるとともに、非原子力潜水艦の製造において世界をリードする企業でもあります。 HDWとその子会社とを合わせ、ドイツ、ギリシャ、スウェーデンで約6,500名のスタッフが勤務しています。グループはKielに本部を置き、Rendsburg、Hamburg、Scaramanga、Malmo、Karlskronaの各地で広く事業展開しています。
HDWは最新鋭のテクノロジを駆使した高性能潜水艦および軍用水上艦艇の開発、建造を行っています。潜水艦建造の分野では、水素燃料電池を利用した推進システムを世界で初めて製品段階で提供しました。そのほか、潜水艦の修理、更新、改造なども行っています。水上船舶製造部門では特に専門的な特殊な船種を扱っており、中でも最近4年間には、最新鋭のメガヨット・シリーズを多数納入しています。

UGSについて

UGSは、世界全体で330万本以上の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスおいて世界をリードするPLMプロバイダです。同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。UGS製品やサービスに関する詳細は、http://www.ugs.jphttp://www.ugs.comをご覧ください。

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