28 March 2005

UGSのSolid Edge、自社開発の新技術「単純化アセンブリ」で大規模アセンブリの処理性能を強化

【2005年3月28日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて業界をリードするPLMプロバイダUGS(本社:米国テキサス州プラノ、会長、社長兼CEO:Tony Affuso)は、メインストリームPLM標準市場向けに、業界をリードするバリューベース型の3次元CADシステム、Solid Edgeバージョン17ソフトウェアにおいて機能強化された大規模アセンブリの処理性能の詳細について発表いたしました。このSolid Edge新バージョンは4月に出荷を開始する予定です。

Solid Edgeの新しい大規模アセンブリ対応機能は、エンジニアが大量のデータを用いて作業し、きわめて大きいアセンブリの完全なデジタル・モックアップを作成できるようにする機能です。設計がより大掛かりで複雑になればなるほど、資源は貴重なものとなります。Solid Edgeは誕生以来、大規模アセンブリ・ファイルを処理できるソフトウェアとして開発を重ねてきました。簡素化されたパーツ、カーリング、スマート選択ツール、アセンブリ・コンフィギュレーションなどのツールがこれを可能にしています。Solid Edgeバージョン17ではこれらに加え、設計エンジニアが大量のデータを扱う際に生じる問題に対処するための新たな機能が付加されました。

「お客様のニーズを中心に考えた今回の改善により、Solid Edgeは厖大な量のアセンブリ・データの処理に適した最も実践的なシステムとして、また大規模アセンブリに対応する世界最速の製造用図面システムとして、再度、メインストリーム業界における新たな基準を打ち立てました。」と、Solid Edge製品開発担当ディレクターのDan Staplesは述べております。

Solid Edgeの新しい単純化アセンブリ機能は、アセンブリを正確に表現するにはどの外面を表示させるべきかの判断を、自社開発アルゴリズムを使用して自動的に行います。この新機能は大規模アセンブリの表示速度を向上させるだけでなく、知的財産保護のため、差し障りのある細部を消去する目的で利用することもできます。従来の「ライトウェイト・アセンブリ」からの大きな改善点として、単純化アセンブリでは複雑なサブアセンブリをマスターアセンブリ内に配置することが可能になります。簡素化したビューと詳細なビューのいずれを表示するかを自由に選択することもできます。ライトウェイト・アセンブリでは断面表示や分解図の生成は行えず、その他の細かな作業への利用にも対応していませんでしたが、単純化アセンブリにはそうした制限は一切ありません。

「Solid Edgeの新しい強化機能である単純化アセンブリのおかげで、私たちは重要な知的財産を隠して企業秘密を守りながら、3次元設計を通じたお客様との有効なコミュニケーションを量的に充実させることができます。」と、Solid Edgeバージョン17ベータ版のテストを実施した精密金型製造会社WTO Werkzeugeinrichtungen GmbH(ドイツ、Ohlsbach)のMichael Randler氏は述べております。

単純化アセンブリ機能を備えたSolid Edgeは、市場屈指のスピードで2D図面ビューの表示が行えるようになりました。あるお客様の場合、全ての細部データを保持した状態で、図面ビューの品質に明らかな違いを生じることなく、図面ビューの作成速度を最大60倍まで向上させることができました。これは最上位のアセンブリ図面作成に理想的な性能です。通常のケースでは、モデルの種類に応じて2倍から8倍も、図面ビューの作成を高速化することが可能です。さらに、能率優先でありながら充分な精度をもってビューの迅速な配置を行う新機能、Draft Quality Viewを併せて搭載することにより、Solid Edgeは世界最速の大規模アセンブリ対応製造用図面システムの一つとなっています。

最後にご紹介するストラクチャ・ナビゲーション機能は、各々のエンジニアが最上位のアセンブリ・ファイルを起点に作業を開始できるようにするもので、随時、特定のパーツや特定のサブアセンブリ全体を選択して詳細表示させることもできます。プロジェクトの一部を割り当てられたエンジニアは、アセンブリ全体をロードする手間をかけずに、担当業務の遂行に必要なすべての細部へのアクセスが可能となります。

Solid Edgeについて

高性能な3次元CADソフトウェアであるUGSのSolid Edgeによって、製造企業はDesign with Insight(先を見通した設計)、市場投入までの期間短縮、品質向上、低コストを実現することが可能です。CADシステムに設計管理機能を直接組み込んだSolid Edge Insight技術により、設計意図を組織全体で共有させ、連携を高めることができます。Solid Edgeの卓越した基本モデリングやプロセス・ワークフローとともに、このInsightによって、ますます複雑化する製品の設計を容易にし、日々変化する市場ニーズに応えることができます。アルコア、日本電気エンジニアリング、ボルボ等、世界で何千もの企業にSolid Edgeは使用されています。また、Solid Edge ボイジャ・プログラムには200種類の統合されたエンジニアリング・ソフトウェアや、コンピュータ・ハードウェア・ソリューションが含まれています。

UGSについて

UGSは、世界全体で400万本以上の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスおいて世界をリードするPLMプロバイダです。同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.comにてご覧いただけます。