本文へ移動

18 April 2005

UGS、Solid Edge "Evolve to 3D"プログラムのアップデートを発表

【2005年4月18日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて業界をリードするPLMプロバイダUGS(本社:米国テキサス州プラノ、会長、社長兼CEO:Tony Affuso)は、シンプルな4ステップで構成される製造企業向けプログラムの大幅なアップデートを発表しました。このプログラムは、2次元設計システムを使用している製造企業が3次元設計へと移行して、その生産性をより高めることを可能にするものです。Solid Edge®ソフトウェア・バージョン17は、メインストリームPLM市場に向けたUGSの業界をリードするバリューベースの3次元CADシステムで、Evolve to 3Dプログラムは、このSolid Edgeバージョン17に組み込まれた新機能を活用しています。UGSは、Solid Edgeバージョン17を米国にて今月中に出荷開始予定です。

Evolve to 3Dは、Solid Edgeのシンプルな4つのステップで構成される移行プロセスで、移行に伴う混乱を最小限に抑えつつ、2次元設計から完成度の高い3次元のデジタル・モックアップへの移行を実現します。ユーザは、日常の業務を遂行しながら、3次元への移行を独自のペースで進めることができます。

  ステップ1 ― Solid Edgeの効率的な変換ウィザードを使用して2次元設計の資産をSolid Edgeに変換することで、2次元設計システムへの投資を保護します。また、Solid Edgeの優れた2次元製図機能により、日常業務を遂行しながら新しい技術に習熟することができます。

ステップ2 ― Solid Edgeの2Dから3Dへの移行ウィザードを使用して、シンプルな2次元のジオメトリをインテリジェントでリアルな3D部品に速やかに変換します。

ステップ3 ― Solid Edgeのハイブリッドな2D/3D設計ワークフロー機能を活用します。ジオメトリを作成する前に、製品構造を定義しておきます。従来の2Dコンセプトを使用して新規設計のアセンブリ・レイアウトを作成し、ユーザの習熟度に応じて3D要素を追加します。Solid Edgeの連想性機能により、2Dレイアウトから3D部品の構成を直接駆動することができます。このようにして、Solid Edgeの正確な2D/3Dのハイブリッド・ワークフローにより、業務上最も効果的なプロセスを確実にコントロールすることが可能になります。

ステップ4 ― 実際に使用できるレベルまでワークフローに習熟し、作成したデータを製造現場のソリッド・モデルとして使用する準備が整ったら、3次元デジタル・モックアップに完全に移行します。


先月発表されたSolid Edgeバージョン17は、Evolve to 3D戦略による機能の強化が図られており、多くの新機能が実質的にすべてのステップに追加されています。Solid Edgeの拡張機能は、2次元ユーザの3次元への移行を支援することを目的として設計されています。そのごく一部の機能をご紹介します。

  • インポートした2Dデータの変換機能が強化され、新たにタイリング、レイヤー、線の種類、色、重量などの詳細機能が追加されました。

  • 新しい「AutoDesk Inventor®ダイレクト編集」機能では、他のフィーチャーやパラメータをインポートせずに、他のインポート3Dファイルを含めInventorファイルをSolid Edgeで直接編集できます。

  • 新しい「初心者モード」機能には、Solid Edgeについての理解を深めるために、コマンドとキー・コンセプトの詳細な説明が用意されており、新規ユーザでもシステム内を簡単にナビゲートできます。

  • コマンド・ファインダーが新しく追加され、他のシステムのコマンドとSolid Edgeのコマンドとの相互参照が可能になりました。これにより、CADに習熟しているユーザはすぐにSolid Edgeに移行できます。

  • Solid Edgeバージョン17は従来の2D/3Dハイブリッド設計機能をベースにしており、今回、既存の3Dモデルを2Dマシン・レイアウトで表示できるようになりました。元のモデルとの結合性も維持され、レイアウトの完成時に3Dモデルを公開できます。

  • 新しい「単純化アセンブリ」機能では、設計データの細部にわたり表示と描画パフォーマンスを最適化することで、大規模アセンブリの作成が可能です。
今回の発表に関して、関係者から以下のコメントを頂いております。

「製品ラインのいっそうの広がりと深さが求められている現在、2次元設計システムだけでは対応できないところまで製品が複雑化していることを、多くの企業は認識しています。このような状況に加えて、グローバル・エコノミーの進展と中国や東欧諸国の台頭によりもたらされた競争の激化により、費用効率の高い方法で業務を短期間で遂行することは、2次元設計システムではもはや十分であるとはいえません。一方で、Solid Edgeの先進的な機能を使用すると、2D/3Dのハイブリッドな設計環境で2次元と3次元の設計技術を融合することが可能になります。従来使用してきた効率的な2次元レイアウト・プロセスを使用しながら、3次元設計に移行して完成度の高いデジタル・モックアップを作成することができます。お客様の事例に基づく調査では、設計変更の要請が50%以上削減され、生産性が最大50%、市場投入までの期間が数か月から場合によっては数年短縮されたという明確な結果が出ています。」

UGS社
Solid Edgeビジネス戦略兼マーケティング部門
バイス・プレジデント
Bruce Boes

「中規模市場の企業が競争力を維持していくためには、高度な柔軟性を備えた強力な3次元製品開発システムへの移行が不可欠です。Solid Edgeバージョン17は、その強力なツールとプロセスの組み合わせにより、即効的で目に見えるコスト削減効果を発揮しながら、製造企業が3次元環境へスムーズに移行することを可能にしています。「Zero D」機能により、設計者は、仮想コンポーネントを使用してアセンブリ構造をトップダウンで概念化することができます。これにより、Solid EdgeのEvolve to 3Dプログラムのような生産性の向上が現実に可能となります。ユーザは、設計プロセスの再編成を余儀なくされるような障害を経験することなく、現実に即したペースで3次元環境に移行して、独自の2D/3Dワークフローを確立していくことができます。

Daratech社
マーケット・アナリスト シニア・バイス・プレジデント
Monica Schnitger氏

Solid Edgeについて

高性能な3次元CADソフトウェアであるUGSのSolid Edgeによって、製造企業はDesign with Insight(先を見通した設計)、市場投入までの期間短縮、品質向上、低コストを実現することが可能です。CADシステムに設計管理機能を直接組み込んだSolid Edge Insight技術により、設計意図を組織全体で共有させ、連携を高めることができます。Solid Edgeの卓越した基本モデリングやプロセス・ワークフローとともに、このInsightによって、ますます複雑化する製品の設計を容易にし、日々変化する市場ニーズに応えることができます。アルコア、日本電気エンジニアリング、ボルボ等、世界で何千もの企業にSolid Edgeは使用されています。また、Solid Edgeボイジャ・プログラムには200種類の統合されたエンジニアリング・ソフトウェアや、コンピュータ・ハードウェア・ソリューションが含まれています。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と42,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスおいて世界をリードするPLMプロバイダです。同社は、技術の公開や標準化を推進するとともに、顧客との密接なコラボレーションを行うことにより、プロセス改革を可能にするさまざまなソリューションの提供を行っており、数多くのお客様がPLMの有効性を認識し始めています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.com(英文) にてご覧いただけます。