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25 April 2006

Ford Motor、UGSが提供する車載ソフトウェアのデータ管理ソリューションを世界57車種の自動車開発プログラムに導入し、大幅なコスト削減を実現

【2006年4月25日 米国テキサス州PLANOおよびミシガン州DEARBORN発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、Ford Motor CompanyがFord Explorer、Mustang、Escape Hybridといった人気車種を含め、世界57車種の自動車開発プログラムに、UGSが提供する車載ソフトウェアのデータ管理ソリューションを導入したことを発表しました。

UGSはFordと密接に協力しながら、電子制御装置に関連する組込みソフトウェアのコンテンツを記録・管理できる車載ソフトウェア・データ管理ソリューションを開発しました。このソリューションは、世界で最も広く利用されているUGSのデジタル製品ライフサイクル・ソリューションであるTeamcenterRソフトウェアをベースにしており、自動車のライフサイクルを通じてソフトウェアのコンテンツを記録・管理し、システム全体の"一部品"としてソフトウェアの使用と機能の連携を図ることができます。

この車載ソフトウェア・データ管理ソリューションによって、Fordは自社のグローバル・イノベーション・ネットワークを活用して全社的なコラボレーションを強化し、さらに、自動車の高度なインテリジェント化を支える数多くの組込みソフトウェアに伴う製品データ管理の標準化を推進することができます。自動車の設計はますます複雑化し、また高度化しているため、このソリューションはプロセスの改善に大いに貢献します。

「自動車業界をリードするFordは、イノベーションを通してドライビングの性能向上に取り組んでいます。UGSのイノベーティブなPLMテクノロジーは、Fordに大幅なコスト削減をもらたし、ユーザの期待が高まるインテリジェント・カーをさらに効率的に生産できるように支援します。このソリューションは、まず最初にFordで成功を収めましたが、洗濯機から携帯電話、自動車、航空機に至るまで、ソフトウェアが製品に組み込まれるのが当たり前になった今、さまざまな業界や急成長市場にも対応することができます。組込みソフトウェアの管理ソリューションのリリースは、Teamcenterが世界規模の製造企業に業界随一の価値創造を提供していることのひとつの証でもあります。」

UGS社
製品担当エグゼクティブ・バイスプレジデント
Chuck Grindstaff

電子制御装置の多用化の問題とその解決

Fordは、アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)やグローバル・ポジショニング・システム(GPS)の搭載など、自動車のインテリジェント化に伴い、小型コンピュータ、すわなち電子制御装置の車両搭載点数が増大しています。一般に、電子制御装置には、目的の機能に合わせた適切な電子回路のほかに、制御と追加機能を実行するためのソフトウェアが組み込まれています。以前は1台の自動車に搭載される電子制御装置は4、5点でしたが、今やその何十倍もの電子制御装置が搭載されており、そのひとつひとつの装置を単一のコンポーネントとして、すなわち、自動車のBOM(部品表)の"一部品"として管理する必要があります。

しかし、ここ数年、特定の電子制御装置を制御するソフトウェアはますます高度化しています。ソフトウェアは外部に開発委託することも多く、また頻繁に更新する必要があり、その一方で、自動車の競争優位性を高める根源になることもあります。したがって、組込みソフトウェアを個別のコンポーネントとして捉えて管理し、さらに上位のシステムのコンテキスト内でその使用やアプリケーションを連携させることがますます重要になっています。

メカトロニクス分野にも対応する広範な市場性

エレクトロ・メカニカル・システムに伴う組込みソフトウェアを個々に記録・管理したいというニーズは、Fordなどの自動車業界に限ったことではありません。航空宇宙、エレクトロニクス、医療機器、通信機器、オフィス機器、コンシューマ製品など、さまざまな業界でエレクトロ・メカニカル・システムは各種機能を制御し、付加価値を提供するために使用されています。これらすべての業界で共通してみられるテクノロジーが"メカトロニクス"です。

メカニカル、エレクトロニクス、そして組込みソフトウェアの各テクノロジーが相乗的に統合されているのがメカトロニクス・システムです。メカトロニクス・システムは、コーヒーメーカーから最先端の通信衛星まで、さまざまな製品に組み込まれており、こうした製品を提供している製造企業も、自社の製品をデジタルで管理すれば、大きな利益が得られるはずです。

「UGSは、Fordをはじめ、世界中のいくつかのお客様と密接に協力してきました。その結果、メカニカル、エレクトロニクス、そしてソフトウェアからなる統合システムを開発、管理する上での特徴や必要条件を広範に理解することができました。製品ライフサイクルの各フェーズに対応するソフトウェア・ソリューションをメカトロニクス製品全体やプロセス・モデル全体に統合することがUGSのビジョンです。このビジョンに向けた前進の好例がFordによるTeamcenterの導入です。UGSはこのソリューションがもたらすユーザ利益を無限とみています。例えば、製品レベルでの高度なシミュレーション、イノベーションを推進する高生産性ツール、効率性の大幅向上などを通し、さまざまな業界でユーザ利益を享受することができます。」

UGS社
製品担当エグゼクティブ・バイスプレジデント
Chuck Grindstaff

UGSのTeamcenterは、人とプロセスをナレッジで結んで、イノベーションの推進と生産性の向上を強力に支援します。信頼性が実証されている各種のデジタル製品ライフサイクル管理ソリューションからなるTeamcenterの総合ポートフォリオは、オープンなPLM基盤上に構築されています。IndustryWeek誌主催の2005年「Technology of the Year」賞に輝いたTeamcenterは、業界随一の導入実績を誇るUGSが提供するPLMのデファクト・スタンダードになっています。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と46,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細は http://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Teamcenter、およびTransforming the process of innovationは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品の新規導入および継続的なイノベーションによって予想される顧客の利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界における開発、競争、イノベーションの失敗、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出している最新のForm S-4の登録届出書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。