09 May 2006

UGSのTeamcenter PLMポートフォリオとmySAP Business Suiteとのコラボレーティブな連携を可能にするソフトウェアがSAP Certified Integration(SAP認定インテグレーション)の認定を取得

【2006年5月9日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、UGSのTeamcenterR Gatewayソリューションの最新版がSAP Certified Integration(SAP認定インテグレーション)に指定されたことを発表しました。UGSのパートナーであり、Teamcenter Gatewayの開発元であるTESIS PLMware社は、世界で最も広く利用されているTeamcenter PLMポートフォリオと製造業で最も広く利用されているERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)ソリューションの一つであるmySAP Business Suiteソリューションを連携させるソフトウェアでSAPR認定を取得しました。

「PLMシステムとERPシステムはどちらも、最先端の設計、開発および製造企業のITニーズを十分満たすために今や必要なシステムです。Teamcenter Gatewayの最新版を利用すれば、TeamcenterとSAPのそれぞれの強みを活用することができ、これらのシステム間でデータを同期化させる手間もなく、またそれぞれのシステムが提供する機能だけに制限されることなく、製品中心のプロセスを推進することができます。」

ELTA Systems Group(Israeli Aircraft Industries Ltd.子会社)
CIO
Rami Sartani氏

PLMソリューションのTeamcenterとERPソリューションのmySAPのコラボレーティブな連携を実現するこのソフトウェアは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)が自社のアプリケーションを統合するためのプラットフォームであるSAP Netweaver上で開発されました。

アナリストの調査で、PLMとERPの統合のメリットが実証

CIMdataは、最近発表した調査レポート『PLM and ERP Integration: Business Efficiency and Value(PLMとERPの統合:経営効率と事業価値』の中で、PLMとERPの統合によるいくつかのメリットを明らかにしています。

  • 1つのシステムから他のシステムへのデータの再入力に伴う時間とコスト、そしてエラーの発生を75%削減できる。
  • BOM(部品表)の作成が一度で済み、PLMとERPで一貫性して管理できるため、BOMのエラーに伴うコストを75%削減できる。
  • 保有しているパーツを設計者とエンジニアが共に把握し、それを新しいバージョンの製品に利用できるため、すなわち、パーツの再利用が促進されるため、在庫コストを15%削減できる。
  • 既に在庫として保有している、または、調達担当者が、検討されている変更に気付かず発注し、その結果、生産に利用できない材料の廃棄を8%削減できる。
「PLMは、イノベーションのプロセスを管理します。そのため、企業は市場投入可能と判断した製品を迅速に開発し、パーツの再利用を促進することができます。ERPは、タイムリーにコストを管理しながら、顧客のニーズに応じた品質の高い製品を製造できるようにします。これら2つのテクノロジーを緊密に統合することによって、UGSは、革新的なアイデアからニーズに合った市場性のある高品質な製品を効率的かつ効果的に生み出すことのできる環境を顧客が構築できるよう支援しています。」

CIMdata社
プレジデント
Ed Miller氏

製造企業の業務を強化するオープン・ソリューション

世界中の製造企業にとって、PLMシステムとERPシステムの包括的で正確なインターフェースは、品質、コスト、市場投入期間のすべての面で非常に重要です。UGSは、PLM Openビジネス・モデルの一貫として、業界を代表するすべてのERPアプリケーションと連携するTeamcenter統合ソリューションを提供してきました。Teamcenter Gatewayの最新版は、UGSが10年以上提供し続けているTeamcenterとSAPの統合を論理的に発展させたものです。

UGSの長年のパートナーであり、SAPの高い専門技術を有するTESIS PLMware社とのコラボレーションで開発を進めたこのインターフェースは、TeamcenterからmySAP Business Suiteへのインターフェースの開発過程で、設計開発と製造に関する情報の連携を強化するコラボレーティブな機能が追加されました。

新たにリリースされたこのソフトウェアによって、製品ライフサイクル全体を通じて、TeamcenterとmySAP Business Suiteとの間でデータの所有権を必要に応じて共有、同期化、供与することが可能になります。たとえば、新たに開発したコンポーネントに対し、設計開発側がTeamcenter内で最初にパーツIDを割り当て、一方、リリース・プロセスの過程で、企業の基準に合った異なるパーツIDをERP内で割り当てたとします。ここで、Teamcenter Gatewayは、Teamcenter内で最初に割り当てられたIDをERP内で割り当てたパーツIDで上書きすることも、または、ERPのIDをひとつの属性としてTeamcenterの項目に付け加えることもできます。また、総重量などの他のパーツ属性については、Teamcenterではプロセス全体を通じてこれをマスターとして維持しながら、コストや在庫レベルなど、mySAP Business Suite内で作成した他の属性は、Teamcenter内ではエンジニアが実行時属性として利用することができます。これらの属性は、mySAP Business Suiteでは常に実際の値が反映されます。

ベスト・プラクティスの実装

mySAP Business Suite対応のTeamcenter Gatewayには、TeamcenterとSAPの両方を利用する際のワークフローがベスト・プラクティスに基づいてあらかじめ定義されています。同時に、非常に複雑なプロセスの統合シナリオの構成をサポートする高い柔軟性も備えています。あらかじめ定義されたワークフローをはじめ、ハンドラ(注記1)やデータ・マッピングなどの機能によって、あらゆるユーザでベスト・プラクティスの実践が促進されます。

「Teamcenter Gatewayは、UGSの"open by design(オープンな設計環境)"戦略に沿って、お客様の多様なIT環境に効果的に統合できるよう、Teamcenterの機能を絶えず拡充し続けています。Teamcenterを利用することによって、企業は、さまざまな開発条件から製品開発途中の仕掛かり品、製造計画に至るまで、製品ライフサイクル全体を管理できるようになります。SAPと共に利用できるように設計されたTeamcenter Gatewayは、仮想世界と実世界を真にシームレスに統合するための新たな標準を打ち立てました。」

UGS社
Teamcenterアプリケーション担当バイスプレジデント
Steve Bashada

TESIS PLMwareについて

TESIS PLMware社は、ドイツのミュンヘンに本社を置くソフトウェアの開発およびコンサルティング企業です。1988年に設立され、世界中の製造企業向けにプロセス統合ソリューションと製品エンジニアリング・プロセスを提供しています。TESIS PLMwareの使命は、ソフトウェアとコンサルティング・サービスを提供し、顧客が、真に統合されたPLMプロセスというビジョンを実現できるようにすることです。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と46,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細は http://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注記1:ハンドラとは、ワークフロー実行時にお客様仕組み独自の処理を容易に追加すること

注意:UGS、Teamcenter、およびTransforming the process of innovationは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。SAPおよびmySAPは、ドイツおよびその他の国におけるSAP AGの商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品の新規導入および継続的なイノベーションによって予想される顧客の利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界における開発、競争、イノベーションの失敗、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出している最新のForm S-4の登録届出書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。