20 June 2006

UGS、Tecnomatixの3Dデジタル・プラント設計に新バージョンを投入し、プラント設計の精度向上とマテリアル・フローの最適化を実現

【2006年6月20日 米国ニューヨーク発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、FactoryCADとFactoryFLOWのバージョン11.0を発表しました。これらのソフトウェアは、UGSのデジタル・マニュファクチャリング・ソリューションであるTecnomatixの一部であり、製造企業向けに、より正確なデジタル・プラント設計、再利用が可能なレイアウトの取り込み、プラント内のマテリアル・フローの最適化を実現します。

UGSは今回の発表を、ニューヨークで開催された年次業界アナリスト会議において行いました。

「最新版のFactoryCADとFactoryFLOWを利用すれば、企業は、物理的に正確な設計を行えるだけでなく、工場のリソースを表す「スマート・オブジェクト」を利用したルール・ベースの強力なモデリング・アプローチとインテリジェンスを盛り込んだバーチャル・プラントを構築することができます。これにより、プラント設計者は、材料の運搬距離や頻度、コストに基づいて、レイアウトを最適化することができます。これらが実現する最先端のデジタル・ファクトリは、革新的な製造企業に競争上の優位性をもたらします。」

UGS社
Tecnomatixマーケティング担当バイスプレジデント
Al Hufstetler

FactoryCAD - デジタル・ファクトリ設計の精度とインテリジェンスが向上

FactoryCADはAutoCADと連携して機能し、製造企業による工場の詳細な3Dモデルの作成を支援します。このソフトウェアでは「スマート・オブジェクト」を使った設計が可能なため、工場のレイアウト・プロセスを迅速に行うことができます。スマート・オブジェクトとは、コンベア、中途階、ケーブルトレイ、フェンス、クレーン、材料運搬用コンテナ、オペレータなど、工場で使用されるあらゆるリソースをバーチャルに表示できるオブジェクトです。

FactoryCADバージョン11.0には、驚くほどリアルなビジュアルを使って工場のレイアウト設計をより正確に行える数々の新機能が搭載されています。また、機能拡張されたXML ObjectとXML System Builderを利用すれば、実際の工場リソースのサイズにぴったり合うようにカスタマイズされた各種設備の設計が可能になると同時に、将来の設計変更に合わせて設備も非常に簡単に変更できるようにするための物理的なパラメータやインテリジェント・ルールも組み込むことができます。

さらに、FactoryCADバージョン11.0にはいくつもの新機能や機能拡張が行われ、工場のデジタル設計の柔軟性と全社的なPLMフレームワークへの統合性がさらに向上し、製造企業にさらなる付加価値をもたらします。

  • 新しくなったFactoryCAD XML Object APIでは、いくつかのコマンドを使用して、FactoryCADレイアウト内のスマート・ファクトリ・オブジェクトの位置や表示、パラメータを制御することができ、これによりFactoryCAD上でアプリケーションを作成することができます。
  • XML System Builderの高度な新機能によって、ナレッジの収集や再利用が可能になり、プラント設計が迅速化されます。このツールを使うと、複数のカスタム・オブジェクトや標準オブジェクトを単一のシステムにグループ化して、これをパラメータで定義することができます。また、FactoryCADのLibrary Managerの機能拡張によって、これらのテンプレート化されたシステム・オブジェクトに迅速かつ簡単にアクセスして、別のレイアウト作成に再利用することができます。 
  • FactoryCADはSimulation Data Exchange(SDX)ユーティリティを介してTecnomatixのPlant Simulationアプリケーションと密接に統合しているため、FactoryCADユーザは、離散事象シミュレーション機能を利用して、FactoryCADからプラント設計のシミュレーションを容易に開始することができます。
  • FactoryCADでは更にいくつかの新機能が追加されたことにより、大容量のデータセットであっても優れたパフォーマンスを発揮し、ますます複雑化・高度化する3Dプラントの設計に大きなメリットをもたらします。
  • 機能拡張されたFactoryCADのXML Report Toolkitを使用して、UGSのTeamcenterデジタル製品ライフサイクル管理システムとさらに緊密に統合することによって3Dプラント設計に使用されるユーザ固有の部品表(BOM)を作成することができます。

FactoryFLOW® - 材料の取り扱いを迅速に最適化

FactoryFLOWは、間接的な労働量を解析するツールで、AutoCADやFactoryCADで作成した工場レイアウトを材料の運搬距離や頻度、コストに基づいて最適化します。工場レイアウトの解析は、部品の経路情報や在庫の必要性、部品運搬設備の仕様、部品荷姿情報などを使用して行われます。

FactoryFLOWは、リーン・マニュファクチャリングやシックス・シグマなどの絶え間ない改善プログラムに取り組む企業に最適なツールです。FactoryFLOWバージョン11.0ではさまざまな機能拡張や新機能の追加が行われているため、製造企業はマテリアル・フローにおけるさまざまな課題を迅速かつ詳細に解決して、工場内での材料の取り扱いを最適化することができます。

  • 間接的な労働量を高度に解析することができるため、材料の取り扱い時間を極めて正確に計算・予測できると同時に、排除すべき非付加価値作業を特定することもできます。また、インテリジェントなスプレッドシート・インポート機能によって、データを常に最新に更新して、「what-if(仮定-結果予測)」のプロセス解析やその他さまざまな解析を実行することができます。
  • FactoryFLOWバージョン11.0では、コンテナ積み込み業務に関する機能も拡張されています。倉庫やトラックへのコンテナの迅速かつ効率的な積み込みプロセスを大幅に簡素化します。このソリューションでは、スプレッドシートによる概念的な解析に留まらず、さまざまな輸送パターンを考慮して、トラックの積み込みに関する複雑な問題も解決します。
  • タッガー(1つまたは複数のコンテナ車を一列にして牽引する輸送装置)の取り扱いに関しても、さまざまな機能強化が行われています。FactoryFLOWの新しいルート最適化ソルバーを使用すると、タッガーの数や容量制限、ルート時間、配車時間枠、配車優先順位などに応じてタッガーのルートを最適化することができます。また、タッガーの利用率の解析についてもいくつものグラフ機能が大きく拡張されています。
  • 新しいオペレータ歩行パス・ユーティリティを使用すれば、オペレータが歩く時間と距離を最小化できるワークセルを設計することができます。ワークセル内または部品搬送のコンベア・ライン上で同時または連続して作業する複数のオペレータをモデリングすることができます。さらに、高度なレポートとアニメーション機能がこれらの解析の価値を一層高めます。   

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と46,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細は http://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Tecnomatix、およびTransforming the process of innovationは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。AutoCADは、米国およびその他の国におけるAutodesk, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

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