20 June 2006

UGSのTeamcenter 2005、包括的なPLM機能を搭載し、メカトロニクス製品の組込みソフトウェアを効率的に管理

【2006年6月20日 米国ニューヨーク発】

包括的なPLM機能を搭載したソフトウェア・ポートフォリオの新バージョン、Teamcenter 2005をリリースしたことを発表しました。この新バージョンには、製造業で利用が急増しているメカトロニクス製品の組込みソフトウェアを効率的に管理できる独自の新しいソリューションが含まれています。さらに、製品のビジュアライゼーション、ECAD管理、システム・エンジニアリングなど数多くの機能拡張が行われています。

UGSは今回の発表を、ニューヨークで開催された年次業界アナリスト会議で行いました。

メカトロニクス管理がもたらす収益の向上

メカトロニクス・システムは、組込みソフトウェアによって制御される電子機器と機械装置の統合システムです。自動車、航空宇宙、エレクトロニクス、医療機器、通信機器、オフィス機器、コンシューマ製品などの幅広い業種で使用され、コーヒーメーカーからパーソナル・ワイヤレス通信機器、航空機、軌道衛星に至るまでの幅広い製品にの組み込まれています。こうした製品に組み込まれる高度な制御システムの需要はますます高まり、電子制御装置(ECU)やソフトウェアの数が爆発的に増加しています。製造企業が競争力を維持し、法規制の要件を満たすためには、これらを効率的に管理し、同期させていかなければなりません。

「開発期間のタイムフレームがますます短くなる中、製造企業は、製品の機械的、電気的、およびソフトウェア的要素のバックエンドでの統合をこれ以上待てないということに気付き始めています。そのため、統合されたデータ管理や構成管理、分野横断的な同期化への依存が強まっています。」

AberdeenGroup社
製品イノベーションおよびエンジニアリング担当リサーチ・ディレクター
Chad Jackson氏

世界で最も広く使用されているPLMポートフォリオであるTeamcenterの最新リリースにより、UGSは、機械部品や電気部品と同じように、ソフトウェアを製品の1部品として管理できるデータ管理ソリューションを提供できるようになりました。Teamcenterの改訂管理やエンジニアリング・ワークフロー、変更管理、構成管理に組込みソフトウェアの管理を追加することによって、製品開発におけるさまざまな重要工程のための適切なソフトウェア構築が可能となり、製品開発プロセスが改善されます。

「Teamcenterに新たに追加された組込みソフトウェアの管理機能によって、同一のパッケージング規格に基づいたソフトウェア要素と電気機械要素の同期化が可能となるため、企業は、バージョン管理のミスによる設計の重複作業を大幅に削減することができます。メカトロニクス製品の管理プロセスをより効率的に管理するこの新たなソリューションを利用することにより、企業は法令遵守に関連する支出を削減でき、さらに、複雑でコストのかかる製品販売後のソフトウェアの更新サービスの必要性を低減することができます。品質の向上とコスト削減は、売上と利益の増加を直接もたらします。」

UGS社
Teamcenterアプリケーション担当バイスプレジデント

主要なサードパーティ・ソリューションとの統合により、さらに強化されるメカトロニクス・ソリューション

UGSは、Teamcenterを業界で最も包括的なメカトロニクス管理ソリューションとするため、UGSが推進しているオープン・ビジネス戦略に従って、Teamcenterと主要なサードパーティ・ソリューションとの統合を進めています。例えば、ソフトウェア開発の資産管理ソリューションであるIBM Rational ClearCaseをTeamcenterの組込みソフトウェア管理機能と組み合わせることによって、組込みソフトウェアのための完全な製品ライフサイクル管理が行えます。

さらに、業界を代表するプリント基板設計ソリューションであるCadence AllegroとMentor Graphics Board Stationとも新たに統合されました。この統合により、電気部品の材料表(BOM)をTeamcenterに直接取り込むことができるほか、設計のネイティブ設計ファイルのチェックイン/チェックアウト、派生ファイルの作成・管理も可能になります。また、製程データのアーカイブに加えて、ECAD/MCAD交換ファイルも一カ所でサポートされ、同じ場所からアセンブリ・データにアクセスすることもできます。Teamcenterでは、ECADビューアに対応する公開オープンAPIが提供されているため、他ベンダーのビューイング・ソリューションと合わせてこのソリューションを利用することができます。

Teamcenterをさらに包括的なPLMソリューションにならしめているその他の機能拡張

新バージョンのTeamcenterでは、強力なメカトロニクス管理機能のほかにも、製品ポートフォリオ全体にわたって下記のような幅広い機能拡張が行われています。

  • ビジュアライゼーション機能においては、ダイナミック・シャドウによるビジュアル・クオリティの向上、Teamcenterで厳密に管理された資産の公開文書による活用、Windows® XP ProやNovellのSUSE™ Linux™を含むX86-64ハードウェア上でのネイティブ・アプリケーション・プラットフォームのサポートなどが追加されました。
  • コラボレーション・モジュールのサポート対象プラットフォームに、Windows Server 2003 R2、SQL Server 2005、Mac OSウェブ・ブラウザが追加されました。また、Linuxクライアントにも対応します。プライバシー・コントロールとアプリケーション共有機能も拡張され、技術ポートフォリオのコラボレーション機能が追加されたほか、Windows MessengerとOffice Communicatorが統合されました。今回のリリース版は、データの暗号化とセキュリティ基準に関する米国連邦情報処理標準(U.S. Federal Information Processing Standards)に適合しており、FCAP FIPS140-2認定も取得しています。
  • プロジェクト管理においては、使いやすさや性能、印刷機能など、数多くの機能が拡張されました。欧州版カレンダーも追加され、プログラム実行管理(Program Execution Management:PEM)機能も拡充されました。
  • システム・エンジニアリング機能が拡張され、ダイナミックなピックリストやフォルダのデフォルト・ビュー、ディスプレイ・フィルタリング、レポート・スクリプティング、インライン・テキスト編集などを通して使いやすさが向上しました。さらに、Microsoft Visio-liveのダイアグラム更新機能、MathWorks社のMATLAB®/Simulink®製品対応インターフェースも新たに追加されました。
  • エンタープライズ・レベルのデータ管理においては、使いやすさが向上したほか、トレーニングの必要性が抑えられ、ユーザ効率が向上し、導入コストが低減されました。また、テクニカル・パブリッシング、コンテンツ管理、SGML/XML機能も新たに追加されました。
  • エンジニアリング・データ管理によって、CAE、MCADおよびECADの完全なエンジニアリング・プロセス管理が提供され、総所有コスト(TCO)が引き続き低減されるほか、導入における柔軟性も提供されています。今回のリリースには、ClearCaseや組込みソフトウェアを含むソフトウェア管理機能やECAD管理機能が搭載されています。また、Linuxプラットフォームのサポートも新たに追加されています。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と46,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Teamcenter、およびTransforming the process of innovationは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。IBM、RATIONAL、およびCLEARCASEは、米国およびその他の国におけるIBMまたはその子会社の商標または登録商標です。CADENCEおよびALLEGROは、米国およびその他の国におけるCadence Design Systems, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。MENTOR GRAPHICS BOARD STATIONは、Mentor Graphics Corporationの商標または登録商標です。Linuxは、Linux Tovaldsの商標または登録商標です。NovellおよびSUSEは、米国およびその他の国におけるNovell, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。UNIXは、The Open Groupの商標または登録商標です。MATLABおよびSIMULINKは、米国およびその他の国におけるThe MathWorks, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

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