27 September 2006

UGS、Procter & Gamble社の研究部門と共同開発したナレッジ管理ソフトウェアを広く市販すると発表

【2006年9月27日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、重要な研究開発ナレッジを効率的に収集・共有することができる業界初のPLMソフトウェア製品を各業種のプロセス業界に広く市販する計画を発表しました。この新しいコンセプトを実現するイノベーティブな技術はProcter & Gamble(P&G)社との共同開発によるものであり、ロンドンで開催中のELNS & Laboratory Informatics 2006会議で本日、"Best Product Lifecycle Management System for Process R&D and Manufacturing(プロセスの研究開発・製造向けライフサイクル管理システム部門最優秀賞)」の栄誉に輝きました。この賞はUGSとP&G社の両社に授与される予定です。

「UGSが本日発表するソフトウェアをはじめとするナレッジ管理ソリューションは、コンシューマ製品やライフサイエンスなどの業界の研究開発部門に対し、製品のイノベーション・プロセスを改善するための大きな機会を提供します。当社のベンチマーク調査では、今日のグローバルな製品開発環境にとって、知的財産の保護と企業ナレッジの保持が大きな課題になっていることが示されています。また、トップクラスの製品開発力を持つ企業では、そうでない企業に比べて、PLMソリューションの利用率が4倍も高いという結果もでています。研究ノートに書き込んでいた技術をPLM環境に統合するというのは、PLMソフトウェアの機能拡張としては当然の流れであり、そのメリットが研究開発部門にも広がることは確実です。」

Aberdeen Group社
グローバル製品イノベーションおよびエンジニアリング担当バイスプレジデント
Jim Brown氏

UGSとP&G社のチームワークから生まれた受賞技術

UGSの新しい研究開発ナレッジ管理(RKM)ソリューションは、世界で最も広く使用されているPLMポートフォリオであるTeamcenterソフトウェアの主要なモジュールとして、今年後半にリリースされる予定です。元々、RKMソリューションの開発は、検索可能なレコード・ベースで簡単に共有と保存ができる電子ラボ・ノートブック(ELN)を開発しようとして、P&G社のグローバル・リサーチ・ラボラトリで開始されたものでした。

P&G社のヘルスケアR&D情報システムおよび意思決定ソリューション担当アソシエート・ディレクタのKeith Caserta博士は、今月号のConsumer Goods Technology誌のイノベーションに関する特集記事の中で、Teamcenter RKMソリューションの基礎となったP&G社のTeamcenterベースのELNソリューションについて次のように語っています。
「当社のPLMベンダーであるUGSから多大な支援を得て、私たちは早い段階から、上流R&Dを担う8つの研究所の自動化に成功しました。しかも、コストは予想の3分の1で済み、ビジネスに大きな価値をもたらしています… 電子ラボ・ノートブックを迅速に配備できたことで、研究開発全体の生産性を5%アップさせるという目標を達成できたことは当然のことであり、さらに、この優れた検索機能のおかげで試験を繰り返し実施する必要がなくなったために、研究開発の生産性を7%アップされることも可能でしょう。さらに、IP(知的財産)の保護と管理の点でも大幅に改善されることが予想されます。」

共同開発されたこの技術は、本日開催されるCENSA Global Automation Leadership Awards(GALA)受賞式で表彰されることになっています。CENSAは、電子記録システムやコラボレーティブなインフォマティックスの世界の最先端技術の発展に寄与している国際的な業界団体です。CENSA GALA受賞イベントは、高度な自動化やインフォマティックスの分野において国際的なリーダーシップを発揮している組織・団体を表彰するために、2006年~2007年にかけて開催される一連のイベントです。

「プロセス業界特有のニーズをサポートしようとしているUGSの取り組みは、自動化と情報技術にとって大きな発展となっています。業界リーダーとして、また、当初からPLMソフトウェアとその関連サービスを提供している企業として、UGSは30年以上にもわたって、個々の製造企業が持つ製品開発や製造に関するニーズをサポートしています。このように高い評価を得ているソフトウェア・サプライヤのUGSが開発した新しいTeamcenter RKMソリューションは、研究開発から製造に至るエンタープライズ規模の高度な統合を実現したことによって、プロセス業界に大きな価値をもたらす初めてのPLMソリューションとなりました。」

CENSA社
チーフ・サイエンス&テクノロジー・オフィサー兼業界アドバイザ
Richard Lysakowski博士

受賞技術がもたらす高価値製品

UGSは、P&G社と緊密に協力して、ニーズを特定し、既存製品であるTeamcenterコラボレーション・ソリューションに新たな機能を追加しました。その結果誕生した新しいTeamcenter RKMソリューションは、特定の試験が他の同僚研究者によって既に実施されているかどうかを迅速に通知することができ、実施されていた場合は、その結果と結論を簡単に閲覧できるようにします。既に十分なレベルで実施されている試験を繰り返す必要がなくなるため、組織は時間を大幅に節約することができ、科学者は次のイノベーションに進むことができます。

Teamcenter RKMソリューションの基盤技術が、「プロセスの研究開発および製造向けの最優秀PLMシステム」に選ばれるまでには、厳格な審査と評価、そして顧客によるスクリーニング審査が必要でした。「商業用自動化製品」のベンダーおよびデベロッパーに対する全体的な評価基準には、以下のような条件が含まれています。

  • 自社開発製品によって、これまで満たされていなかった技術的ニーズに応える重要なイノベーションを実現していること。
  • その製品が、重要なビジネス上の問題を独創的な発想で解決していること。
  • その製品が、少数の顧客に対するポイント・ソリューションではなく、カテゴリー内で広範に利用できること。
  • 「製品」とは、実際に使えるようになるまでにベンダーのコンサルティングやカスタマイズを必要とする「ソリューション」ではなく、クラス最高レベルで高品質の完全なソフトウェアであって、かつドキュメンテーションが完備されているものを言う。 
「私たちは、お客様と緊密に協力して、お客様特有のビジネス・ニーズを満たす高価値ソフトウェア・ソリューションを開発し、その最終製品がさまざまな市場で利益をもたらしていることを誇りに思っています。P&G社のような世界的な企業と協力して、Teamcenter RKMソリューション向けの受賞技術を開発できたことは大変名誉なことであり、このソリューションが世界中のR&Dラボや製造企業で利用され、それらの企業に真のビジネス価値がもたらされることを期待しています。」

UGS社
製品担当エグゼクティブ・バイスプレジデント
Chuck Grindstaff

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ400万本の販売ライセンス数と46,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細は http://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Transforming the process of innovationおよびTeamcenterは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品の新規導入および継続的なイノベーションによって予想される顧客の利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界における開発、競争、イノベーションの失敗、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出している最新のForm S-4の登録届出書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。