16 April 2007

UGS、Tecnomatixバージョン8をリリース 産業用ロボットとファクトリ・オートメーション(FA)のための新機能を搭載し、PLMとの統合性をさらに強化、製造性の高度な予測能力を提供

【2007年4月16日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、業界随一のデジタル製造ソリューションであるTecnomatixの最新バージョン、Tecnomatix 8をリリースしたことを発表しました。Tecnomatix 8は、製品の設計やプロセスの設計が製造時に問題を起さないかどうかを高度に予測して、製造性と製品品質を向上させる数多くの機能拡張が施されています。

Tecnomatix 8の機能拡張は大きく2つの分野に対して行われています。ひとつは業界随一のPLMソリューションとの統合強化、もうひとつは次世代のプロセス・プラニング・ツールとシミュレーション・ツールの搭載です。これらの機能拡張によって、製品開発から製造までの全プロセスにわたって予測能力が向上したため、製品設計の製造性を向上させ、製造プロセスの設計を強力で信頼性が高いものへと最適化することができるようになります。

「Tecnomatix 8がリリースされ、TeamcenterをはじめとするUGSのすべてのPLMソリューションとの統合性が新たなレベルへと強化されました。これは開発から製造に至るナレッジをひとつのソースで対応させるというUGSのこれまでの戦略に合致したものです。最先端の産業用ロボットや制御装置のシミュレーション・ツールなど、高度な機能が数多く追加されたことで、UGSは、今やPLM戦略の重要な要素となっているデジタル製造技術においてもリーダーとしての地位をさらに強固なものにしました。Tecnomatix 8のこうした機能拡張とPLMとの統合は、製造企業に製品のリリース・サイクルの大幅な短縮をもたらし、同時に、製造現場も全社的に取り込む高度な製造システム・プラットフォームを構築させることになります。製造企業は、製品をいち早く市場に投入でき、機動的で柔軟性に富んだ製造システムを導入できるのです。」と、ARC Advisory Group社PLM担当シニア・アナリストのDick Slansky氏は説明しています。

製造ナレッジを1ヵ所に集約させて管理性を強化

UGSはTecnomatix 8においても、すでに300万ライセンスもの販売実績を誇る業界トップのPLMソリューションであるTeamcenterと高度な統合性を実現しました。この統合により、製造プロセスと他のすべての製品ライフサイクル・プロセスとの実績あるスケーラブルな基盤となる共通のデジタル・プラットフォームが構築されます。Tecnomatix 8は以前のバージョンから大きく進歩し、Teamcenterで使用されている一般的な組立ワークフローもサポートする初めてのバージョンとなりました。これによって、製造のプランニング、シミュレーション、ドキュメント作成、組立プロセスの実行など、全社的な統合環境が整うこととなりました。このひとつに統合された製造ナレッジ環境で作業を進めれば、製品ライフサイクル・プロセスをより高度に管理することができます。

この高度な統合によって、PLMの適用範囲が製造現場にまで拡大され、また、設計部門と製造部門のあらゆる層でコラボレーションが容易に推進されるようになるため、製品とプロセスの設計をこれまで以上に深く追求することが可能になります。その結果、製造企業は、このプロセス駆動型の製品設計を通して、製品の製造性を向上させ、新製品の投入プロセスを加速化させ、設計変更を容易に処理し、さらに高い品質を追い求めることができます。

「Tecnomatix 8は、製品およびプロセスの問題点を早期に発見して、問題の表面化を未然に防ぐ高度な予測能力を備えた管理型の環境を提供します。この環境を利用すれば、どの製造企業も高度な予測プロセスを通して問題点を特定し、必要に応じて是正措置を取り、その結果、生産性を向上させ、コストを削減し、品質を向上させる最良の戦略を見出すことができます。組立タスクのオーサリング、シーケンシング、シミュレーション、検証、製造現場に引き渡すドキュメントの作成など、一般的な組立業務を必要とする製造企業は、導入後すぐにこれらのメリットを享受することができます。」と、UGSのデジタル製造ソリューション担当バイスプレジデントのZiyon Amramは述べています。

プロセスのプランニングとシミュレーションの機能拡張がもたらすさらなるスピード化

納期、融通性、品質に対する要望がますます高まる中、製造企業は、産業用ロボットやFA装置を用いた製造プロセスを効率的に設計して実施計画を立て、それに従って製造をスムーズかつ迅速に開始できる方法を求めています。工場や生産ラインができ上がる前であれば、ことさらそれが求められます。製造プロセスの問題点を予測したいとする要望に応えるのが、Tecnomatix 8で初めて導入された産業用ロボット/FAプロセスのための次世代プランニング/シミュレーション・ツール、Process Simulate Roboticsです。Process Simulate Roboticsは、産業用ロボットやFA装置を含めたバーチャルな環境のモデル上で工場内の配置をデジタルで検証できる、「工場試運転」プラットフォームを提供します。

「Process Simulate Roboticsを使用すれば、どの材料加工装置をどこに配置すれば、ライン全体の処理量が上がるかを調べることができます。複雑な製造環境の中で、この製造ラインのサイクル・タイムがどのくらいになるかを予測できれば、競争上の優位性が飛躍的に高まります。」と、ドイツ・オーベルンブルグに本社を置くロボット・ソリューションの世界的大手、Reis Robotics社のMichael Jarosevits氏は述べています。

UGSは、ロボット・ソリューションとして、これまで業界屈指のロボット用オフライン・プログラミング・ソフトウェアであるRobcadを提供し、高く評価を得ている実績があります。Process Simulate Roboticsは、製造プロセスのプランニングを、ロボットの作業スペース、材料のフロー、オペレータの動きなどを含めた製造ライン全体のシミュレーション、同期化、プログラミング、試運転などが行える次世代のレベルへと昇華させます。各装置、各ロボットの複雑な動作を実世界の条件に極力近づかせてシミュレートできるため、より正確なサイクル・タイムを把握することができます。また、装置の挙動の設計とシミュレーションには物理世界がリアルに表現されるため、ロボットのオフライン・プログラミングをより正確に行うことも、また、サイクル・タイムや干渉などを解析することもできます。プロセスに関連するすべてのリソースの同期化、プログラムの最適化、プロセスに潜む問題の早期発見、これらはすべて製造性の予測能力と製造プロセスの品質を向上させ、また、全社的なデータベースへのアクセスを通して産業用ロボットとFAによるワークフローの機能性を高めるものです。

Tecnomatix 8はすぐにでもご購入いただけます。詳細については、www.ugs.com/products/tecnomatix/tecnomatix8をご覧ください。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ430万本の販売ライセンス数と47,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Robcad、Teamcenter、Tecnomatix、およびTransforming the process of innovationは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品および顧客による製品導入、継続的なイノベーションによって予想される利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界の発展、競争、イノベーションの失敗、提携戦略、大きな設計ミスやセキュリティ上の欠陥、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出した2006年6月30日期末のForm 10-Q四半期報告書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、今後新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。