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16 April 2007

UGS、CAD/CAM/CAE統合ソフトウェアNX 5を発表、革新的な製品を迅速かつコスト効率良く開発するための"よりパワフルな"新技術を搭載

【2007年4月16日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、製造企業が革新的な製品を迅速かつコスト効率良く開発できるように支援する次世代のデジタル製品開発ソフトウェア、NXバージョン5を発表しました。

NX 5には、過去最高の生産性の向上など画期的な新技術が組み込まれています。UGSは、"Greater Power(よりパワフルな)"をテーマに掲げて、NX 5の発表イベントを世界中で展開します。

「CAD/CAM/CAE市場はUGSの今後の成長を支える中核的な市場です。NX 5は数々の重要な新技術をもって業界に新たな基準を設定し、戦略上重要なこの市場でUGSがリーダーになるというビジョンの牽引役となるでしょう。次世代のPLMソリューションはグローバルなサプライ・チェーン全体でより適切な意思決定ができるように支援するものでなければなりません。NX 5に搭載された数々の新技術は、ナレッジの有効活用を可能にし、企業力を大幅に強化します。だからこそ、NX 5はPLMに対する当社のビジョンの中核と言えるのです。」とUGS会長、社長兼CEOのTony Affusoは述べています。

主な機能拡張

NX 5には、下記のような革新的な機能拡張が行われています。

  • フレキシビリティの向上:NX 5には"Design Freedom(自由な設計)"機能が組み込まれており、過去のデータを最大限、再利用して再設計の無駄を省き、作業を効率化することができます。ベンチマーク・テストでは、競合他社のシステムに比べて50%もの効率化が達成できたという結果が得られています。さらに、NX 5はパラメトリック・モデルに伴う拘束を一切排除しているため、設計時間の短縮とコスト高につながる設計ミスの回避を可能にします。

  • コーディネーションの強化:NX 5に業界初の"アクティブ・モックアップ"機能が搭載されました。この機能により製品構成を全体像の中で包括的にとらえることができ、作業の効率化が図れます。設計検討における、データの表示とコラボレーションを強化することで、より多くの設計反復作業をより短時間で行うことができます。

  • 生産性の向上:NX 5では、自由にカスタマイズできる新しいユーザ・インターフェースを使ったワークフローにより、生産性を大幅に向上させることができます。顧客によるベンチマーク・テストでは、生産性が20%向上したという結果が得られています。さらに、サードパーティによるベンチマーク・テストでも、ワークフローの生産性テストでNXが他のすべての主要競合製品を上回ったと報告されています。

  • パフォーマンスの向上:NX 5は、CAD、CAM、CAEの各ソリューションをひとつのオープン環境にシームレスに統合しているため、製品情報とプロセス情報の処理効率を向上させます。顧客によるベンチマーク・テストでは、主要競合他社のシステムに比べて解析ワークフローの効率が50%向上したという結果が得られています。さらに、製造プロセスのマシニング時間も20%短縮することができます。

「NX 5による設計の特徴は、部品の再利用と標準化を促進するということ以上に、もっと重要なこととして、工業デザイン、CAD、CAM、CAEがひとつに統合され、直感的なユーザ・インターフェースを介してそのすべての機能をナレッジ・ベースのエンジニアリング・メソッドとベスト・プラクティスに基づいて設計できるという点にあります。」とARC Advisory Group社のシニア・アナリストであるDick Slansky氏は述べています。

「UGSはNX 5が提供する新機能によって同社のCADシステムの効率性を大幅に向上させました。NX 5は、履歴ベースのシステムやパラメトリックに基づいたシステムなどに付き物の拘束から設計者を解放するため、UGSはこれを"Design Freedom"と呼んでいます。設計者は、設計ツリーを構築し直すこともなく、必要なときに必要な設計のジオメトリを自由に変更できるのです。これは、複数のOEM企業に対してそれぞれ異なるCADシステムを使用しているサプライヤにとっては非常に有益です。」とIDC社のPLMアプリケーション・プログラム・ディレクタのGisela Wilson氏は述べています。

フレキシビリティを向上させる"Design Freedom"テクノロジー

NX 5は、効率的な設計プロセスを通じて複雑な製品開発を可能にする"Design Freedom"に基づいた重要な機能を提供します。フレキシブルな各種の設計ツールは、パラメトリック・システムに付き物の拘束を一切排除します。例えば、Advanced Selection Intentは、自動的にジオメトリを選択して正しい関係を推論してくれるため、設計変更を迅速に行うことができます。また、定義済みのフィーチャや履歴がなくてもジオメトリを直接編集できるという非常にフレキシブルな設計になっているため、他のシステムでは数時間かかるところをNX 5ではものの数分で設計を変更することができます。

「NX 5で導入された"Design Freedom"に基づくUGSのアプローチは、CAD/CAM/CAEソリューションの完成度をさらに昇華させるフレキシビリティをもたらします。ひとつ例を挙げるなら、NX 5は、市場の変化や実需待機の戦略などに合わせて直前まで設計変更が行えるフレキシビリティがあります。」とCPDA社のPLMリサーチ・ディレクタであるKen Versprille博士は述べています。

このようなフレキシブルな設計ツールに加え、NX 5は、マルチCADシステムのファイルをサポートして設計プロセスを加速化するJTデータ・フォーマットに対応しています。JTは、製品データの表示とコラボレーションを推進するための業界で最も広く利用されている軽量な3Dデータ・フォーマットです。

さらに、NX 5ではコンカレント設計機能が強化されています。NX 5で部品の"インターフェース"を作成して、業界を代表するUGSのPLMポートフォリオであるTeamcenterで配布、管理することによって、作業のやり直しを減らし、コラボレーションを促進することができます。部品のインターフェースを配布することによって、設計変更による影響解析を簡単に行えるようになり、また変更通知を効率化でき、さらにはベータテストを行った顧客の言葉を借りれば、コンカレント設計時における設計変更矛盾の問題を最大60%低減することができるのです。

「NX 5の新しいアセンブリ拘束機能と、Teamcenterのデータ管理環境から直接アクセスできる再利用ライブラリを使用すれば、製品の設計時間を大幅に短縮できるでしょう。また、JTは今や当社の設計検討に欠かせないデータ・フォーマットになっており、NX 5の新しいアクティブ・モックアップ機能に大きな期待を寄せています。変換作業を行うことなく、NXモデルとの連想性が維持されれば、時間の節約になります。」とLG Electronics社のC4グループ・マネージャであるGyeongho Moon氏は述べています。

コーディネーションを向上させるアクティブ・モックアップ

NX 5に業界初の"アクティブ・モックアップ"機能が搭載されました。この機能により、製品構成を全体像の中で包括的にとらえることができ、設計変更をその場で検討できるようになります。

「UGSはアクティブ・モックアップ機能を搭載した初めてのPLMベンダーです。これまでは別のアプリケーションを使用しなければなりませんでしたが、NX 5でその必要がなくなったため、設計プロセスの効率化と開発時間の短縮、そして費用の節約が可能になります。」とKen Versprille博士は説明しています。

「自由なイノベーションの創出を可能にする各種機能とJTが可能にする相互運用性は、複数のOEM企業に対してさまざまなCADシステムを使用しているサプライヤの現実にまさしく対応しています。NX 5はこうしたいくつものソフトウェア投資を束ねるだけでなく、エンジニアリング・リソースの生産性を大幅に向上させるでしょう。」とDick Slansky氏は述べています。

アクティブ・モックアップ機能はどんなシステムからインポートしたモデル・データであっても迅速に変更することができ、他のシステムの追従を許しません。またNX 5に組み込まれたJTテクノロジーによって、グラフィック性能は5倍に向上し、メモリー使用量は70%も削減することができます。TeamcenterユーザまたはNXユーザであれば、バリエーションに富んだ真のモックアップを作成することができます。

自由にカスタマイズできる新しいユーザ・インターフェースによる生産性の向上

NX 5では、至るところにワークフローの生産性向上が図られています。顧客が行ったテストでは、この新しい画期的なインターフェースを使用すると全体の生産性が20%向上したことが報告されています。さらに、サードパーティによるベンチマーク・テストでも、ワークフローの生産性テストでNXが他のすべての主要競合製品を上回ったと報告されています。メニューとダイアログは刷新され、最新の標準に準拠し、必要な入力手順やコマンド手順を明確にガイドし、システム全体を通して一貫した操作が可能です。

「NX 5は最高だと思います。新しいユーザ・インターフェースは非常に良くできていると思います。プロフェッショナルな操作感があって、新規のお客様の獲得もできそうだし、既存のお客様もすぐに飛びついてくるでしょう。なかでも、新機能のアセンブリ結合拘束を早く使ってみたいと思っています。」とKennametal社グローバルCAD/CAM開発部門のエンジニアであるPaul Philips氏は述べています。

NXの新しいユーザ・インターフェースには、ロール(役割)志向のインターフェースも採用されているため、ユーザの職務や専門性のレベルに応じてNXのコマンドを使い分けることができます。この特徴によって、初期のトレーニング時間を半減させることができると、第三者機関は報告しています。さらに、Teamcenterとの統合性が強化されたため、例えば、標準部品の挿入といった共通機能においては最大90%の生産性向上がもたらされます。

オープンな統合ソリューションによるパフォーマンスの向上

UGSは、自社のPLMポートフォリオで一貫してオープン性を重視し、他社製品との差別化を図っています。NX 5は、NXで提供されるCAD/CAM/CAEソリューションはもとより、他社のシステムで作成されたデータも統合して、製品開発の迅速化と効率化を実現します。また、NX 5のCAEソリューションはシミュレーションの機能とパフォーマンスが大幅に向上しています。顧客による最近のベンチマーク・テストでは、シミュレーションの処理時間が他社の有力なシステムに比べても10倍高速であることが示されています。

NX 5発表に伴うウェブ展開と世界的なイベントの開催

NX 5は即日リリースされ、下記の日程を皮切りに、世界中でイベントが開催されます。

  • 欧州・中東・アフリカ:4月17日(ドイツ・ハノーバー)

  • アメリカ:4月18日(デトロイトSAE World Congress)

  • アジア太平洋地域:4月19日(東京)

上記イベント開催後は、主要各国で発表セミナーを開催する予定です。NX 5製品のオンライン・ビデオと新機能・機能拡張の紹介については、http://www.ugs.jp/ 、 www.ugs.com/nx5(英語)をご覧ください。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ430万本の販売ライセンス数と47,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:このニュース・リリースで記載されている評価数値は、特に明記していない場合は社内テストによるNX 4との比較値を示しています。UGS、Transforming the process of innovation、JT、NX、およびTeamcenterは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品および顧客による製品導入、継続的なイノベーションによって予想される利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界の発展、競争、イノベーションの失敗、提携戦略、大きな設計ミスやセキュリティ上の欠陥、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出した2006年6月30日期末のForm 10-Q四半期報告書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、今後新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。

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