03 May 2007

UGS、Solid Edgeバージョン20をリリース、工場設備設計の機能を強化

【2007年5月3日 米国テキサス州PLANO発】

製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダUGSは本日、業界を代表する3D CADソリューションであるSolid EdgeRのバージョン20をリリースすると発表しました。この最新バージョンでは、エンジニアリングのさらなる生産性向上とバリュー・チェーン全体にわたるグローバルなコラボレーションの強化は言うに及ばず、工場設備設計の機能が大幅に拡張されています。

Solid Edgeバージョン20は、特にミッドマーケットの製造企業に向けたUGS Velocity Series製品ポートフォリオに含まれている業界随一の2D/3DハイブリッドCADコンポーネントです。

「Solid Edgeバージョン20は、数多くの先端産業にエンジニアリングの大幅な生産性向上をもたらします。たとえば、バージョン20の2Dゴール・シーク技術はCAD業界に新風を巻き起こすものであり、また、アセンブリ・モデラーにゾーンが追加できるのもミッド・レンジCADとしては初めてのことです。この機能を使用すれば、工場設備の設計や生産現場のレイアウトを最適化することができます。さらに、cPDM(コラボレーティブな製品開発管理)を実現するTeamcenter Expressとの統合強化も図られており、コラボレーションによる設計を強力に支援します。」と、UGSのSolid Edgeビジネス担当ディレクタのDan Staplesは述べています。

工場設備設計への用途を広げる大規模アセンブリ設計機能

Siemens VAI Clecim社、Anglo Platinum社、Krones社などの企業では、Solid Edgeの高度なアセンブリ設計機能を使用して、10万点以上もの部品から構成されることも多い工場設備や生産現場をレイアウトしています。このように、Solid Edgeバージョン20では、重工業用の大型車両や機械加工装置などの大規模アセンブリの設計、組立プロセス、配電などの処理のほか、実際のマシンのジオメトリを用いて生産現場をレイアウトすることも実に簡単に行うことができ、さらに、大規模アセンブリの設計に組立ゾーンを追加できるというミッド・レンジCADとしては初めての機能も搭載されています。大規模アセンブリを処理するユーザー用に、新たにアプリケーションも追加して、引き続き高性能64ビット・アーキテクチャ下での開発も強力にサポートしています。

「日ごろ取り扱っているのは約5,000点の部品からなるアセンブリですが、場合によっては3万~5万点の部品からなる大型アセンブリもあります。Solid Edgeバージョン20の新しいゾーン追加機能の利点は、作業エリアを目的別に分離できる点と、軽量なジオメトリを使ってパフォーマンスを高められる点です。ですから、何人もの開発者がいくつもの大規模アセンブリを使って同時に作業を進めることができます。新しいゾーン追加機能は、別の開発者が進めているすぐ隣りのアセンブリにも洞察を深めることができるのです。」と、世界的な加速器センターを有するGerman Electron Synchrotron(DESY)研究所(ドイツ)の設計者であるJosef Gonschior氏は述べています。

バリュー・チェーン全体で設計のコラボレーションを推進してPLMをサポート

Solid Edgeバージョン20は、Teamcenterの新しいService Oriented Architecture(SOA:サービス指向アーキテクチャ)を採り入れ、サプライ・チェーン全体のコラボレーションをさらに強力に支援します。広域ネットワークを使ったリモート・ロケーションから中央データベースへのアクセス性が向上します。また、"アセンブリの自動拘束"機能が新規に導入され、データのソースや変換方法に関係なく、インポートしたデータにパラメトリックなインテリジェンスを追加することができます。さらに、"ダイナミック・レビュー"機能も新規に導入され、インポートしたモデルの編集をリアルタイムにレビューすることができます。

Solid Edgeバージョン20には、AutoCADからSolid Edgeへのデータ変換、Catiaバージョン5との互換性、STLファイル形式の読み取りなどが行える新しいトレンスレータが搭載され、さまざまなシステムとのファイル共有が簡単に行えます。

「社内、社外のサプライヤ、そして顧客との間で、設計のコラボレーションが行えることがずっと課題でした。Solid Edgeの導入によって、こうした間のコミュニケーションが円滑化され、プロジェクトをこれまで以上に効率的に遂行できるようになりました。たとえば、韓国、ウクライナ、中国、イギリスの顧客用にSolid Edgeを使って6種類のコイルボックスを設計する場合、オリジナルのモデルを修正、改良、再利用するといったことを行っていますが、Solid Edgeバージョン20の新機能、とりわけ、AutoCADのトレンスレータを使うことによって、サプライ・チェーン全体のコミュニケーションが大きく効率化されました。」と、鉱業、金属、エネルギー、インフラ整備などのサービスを世界80ヵ国に50年以上提供しているHatch社(カナダ・オンタリオ州Mississauga)の機械設計者であるJohn Matthews氏は述べています。

エンジニアリング機能の強化による生産性の向上

Solid Edgeバージョン20では、生産性をさらに向上させるため、下記に示すように、部品の設計機能や製図機能に対して170点以上もの機能拡張が行われています。

  • ゴール・シーク機能:2Dのエンジニアリング・シナリオの解を数式ではなく分かり易いグラフィック表示でリアルタイムに求めることができます。エンジニアリング計算の目標値が分かっていれば、ゴール・シーク機能によって特定のパラメータが設定され、他の要素を変更しながら希望する結果を得ることができます。得られた結果は完全な2D/3Dハイブリッド設計環境内で3Dジオメトリへと展開させることができます。

  • 高度なフィーチャ・ライブラリ:部品フィーチャをグループ化して、よく使用するフィーチャの再利用を効率化しま
    す。

  • 図面の表形式化:部品ファミリー全体に対して単一の図面を作成することができます。

リリース予定

Solid Edgeバージョン20は第2四半期中に英語版が、その後まもなく9ヵ国語版がリリースされる予定です。Microsoft対応の戦略に基づき、Windows Vista、Internet Explorer 7、Direct 3Dグラフィックスをサポートします。

Solid Edgeバージョン20の詳細については、www.ugs.com/velocitywww.solidedge.com/v20または http://www.ugs.jp/product/solid-edge/index.html をご覧ください。

UGS Velocity Seriesについて

UGS Velocity Series製品ポートフォリオは、製品ライフサイクル管理(PLM)に対するミッドマーケットのニーズを満たすモジュール型の統合ソリューションです。製品のデジタル設計、解析、製造、データ管理のためのソフトウェアがあらかじめパッケージされ、かつ業界のベスト・プラクティスが組み込まれているため、簡単な操作と展開を通して、大きなブレークスルーを実現することができます。中規模製造企業はUGS Velocity Seriesを活用することによって、イノベーションのプロセスを変革し、総所有コストを抑制することができます。UGS Velocity Series製品ポートフォリオに含まれているすべてのソフトウェア製品は、業界トップのエンタープライズ向けの完全なPLMソリューションへと拡張することができます。

UGSについて

UGSは、世界全体でおよそ430万本の販売ライセンス数と47,000社の顧客数を誇り、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。UGSは、本社をテキサス州Planoに置き、顧客とそのパートナーがUGSのオープンなエンタープライズ向けソリューションを活用して、グローバルなイノベーション・ネットワーク内でコラボレーションを行うことを通して、世界クラスの製品やサービスの提供を可能にする世界の実現をそのビジョンに掲げ、イノベーションのプロセスを変革するという使命を果たしています。UGS製品やサービスに関する詳細はhttp://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

注意:UGS、Transforming the process of innovation、Solid Edge、およびVelocity Seriesは、米国およびその他の国におけるUGS Corp.またはその子会社の商標または登録商標です。Razorは、米国およびその他の国におけるRazor USA LLCまたはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

このニュース・リリースの記載内容のうち、歴史的事実でない部分については、製品および顧客による製品導入、継続的なイノベーションによって予想される利点に関する記述、または「可能です」、「します」、「期待されます」、「予定しています」、「予想されます」、「計画しています」といった予測的な言葉を伴う記述は、予測の記述に該当します。これらの予測的な記述は、数多くのリスク要因や不確実性の影響を受けるため、実際の結果は予測と異なる可能性があります。そうしたリスク要因や不確実性には、例えばPLM業界の発展、競争、イノベーションの失敗、提携戦略、大きな設計ミスやセキュリティ上の欠陥、知的財産などに関連するものが考えられます。UGSは米国証券取引委員会(SEC)に提出した2006年6月30日期末のForm 10-Q四半期報告書において、上記および上記に関連するリスク要因について見解を記載しています。UGSは、今後新しい情報が判明した場合や何らかの出来事が生じた場合であっても、このニュース・リリースの予測的な記述を更新または修正する義務を負いません。