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02 October 2007

Teamcenter 2007、"PLMの新時代"を切り拓く

Teamcenterによって、ユーザは非生産的な作業から解放され、世界で最も革新的な新製品の開発に注力できる

【2007年10月2日 米国テキサス州PLANO発表 】

シーメンス オートメーション&ドライブの一部門であり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンス PLM ソフトウェアは本日、業界随一のPLMデジタル・プラットフォーム/ソフトウェア・ポートフォリオでTeamcenter®の最新バージョンである、Teamcenter 2007を発表しました。

Teamcenter 2007は、完全なサービス指向アーキテクチャ(SOA)をベースに、使い易いインターフェースのエンド・ツー・エンドの包括的なPLMソリューションであり、製品とプロセスに関するナレッジをシングル・ソースに集約した環境を提供するなど、製造企業の生産性を飛躍的に向上させ、その一方で、ソフトウェアの総所有コストを大幅に低減します。

「Teamcenter 2007は、PLM市場の成熟を告げる新しい時代の幕開けを画するものであり、個別のアプリケーションの使い分けから脱し、SOAアーキテクチャをベースにさまざまな専門分野や局面、プログラムを網羅する真の統合PLMソリューションへと進化した業界初のソリューションです。豊富な機能を取り揃えたTeamcenter 2007は、間違いなく、これからもPLM業界をリードしていきます。」と、Collaborative Product Development Associatesの業界アナリストであるMichel Vrinat氏は述べています。

高度な管理機能

Teamcenter 2007は、簡単で迅速な実装や生産性の向上、コラボレーションの効率化、製品ライフサイクルにおける広範なプロセス管理を推進する機能や特徴を数多く提供するとともに、PLMソリューションの総所有コストを低く抑えることを目的に開発されました。

総所有コスト低減の一番の好例は、Teamcenterの新しい機能であるBusiness Modeler Integrated Development Environment(BMIDE)です。BMIDEに用意されている実装テンプレートやライブ・サーバーとの同期化機能を使用すれば、リモート・サイトに対してソフトウェアの構成やカスタマイズの実行はもとより、構成内容の変更も迅速に適用することができます。Teamcenter 2007はそのポートフォリオ全体にわたって完全なSOAテクノロジーを基盤にした、業界初の完全統合型PLMパッケージ・ソリューションになっています。Teamcenter 2007が提供する高度な管理機能は、PLM環境を簡単に設定できる新しいスタンダードを確立するものであり、コストがかさむシステムの実装作業を軽減し、運用可能なシステムの配備時間を大幅に削減します。

「SOAをベースにしたこのPLMソリューションは、分散型PLM環境の構築と維持管理に伴うコストと複雑さを軽減します。事実、この新しい統合アーキテクチャは、現行バージョンとの共存や相互運用性を保証しているため、既存のTeamcenterユーザにもコスト効率の高いアップグレード手段が与えられています。」と、PLM業界のコンサルティングと調査を行っているCIMdata社の社長Ed Miller氏は述べています。

シーメンス PLM ソフトウェアは一部の顧客にTeamcenter 2007を実際の生産環境で数ヵ月間使用してもらうというリーダーシップ・プログラムを行いました。このプログラムの目的は、完全なSOAベースのソリューションが顧客の作業をどれだけ楽にするかを検証することでした。その結果、例えば、PLMコンポーネントのアップグレードでは、ひとつひとつのコンポーネントをアップグレードするのではなく、Teamcenterの統合データベース内で一度にアップグレードできるという利点が報告されています。この単一データ・モデルは、アップグレードだけでなく、データ・マイニングやERPシステムとの統合といった作業も実に楽に行えるようにします。その結果、時間と開発リソースを大幅に節約することができます。

Teamcenter 2007は導入・配備が簡単であることに加え、使い易いインターフェースの採用によっても総所有コストを削減します。Teamcenter 2007では、Microsoftのユーザ・インターフェースをベースにした新しい共通デザインが採用され、ユーザに使い慣れた環境を提供し、操作に慣れるためのトレーニング費用も削減することができます。

「Teamcenter 2007のユーザ・インターフェースは、使い慣れたMicrosoft Windowsに準じているためにトレーニング費用を掛ける必要がなく、それだけでも総所有コストを削減できると考えています。特に、急成長を遂げ、新規雇用が増えているアジアなどの地域では、この使い易いインターフェースは大変助かります。すぐに操作に慣れてもらうことが何よりも重要であり、Teamceterの最新バージョンならこれが可能であると考えています。」と、BSH社(Bosch und Siemens Hausgerate GmbH)の次世代Teamcenter担当プロジェクト・マネージャのMatt Bronowski氏は述べています。

生産性の向上とチームワークの強化

Teamcenter 2007は、製品とプロセスに関するナレッジをシングル・ソースに集約した環境や、リアルタイムでグローバルなコラボレーションを推進する手段を提供して、生産性の向上やチームワークの強化を強力に支援します。これにより、企業は、真のビジネス価値を生み出す革新的な製品の開発に集中できるようになります。

「当社では、世界中に分散する約40ヵ所の研究開発拠点間でデータが配布され、これらの拠点ではデータを更新して常に最新の製品情報を維持しておく必要があります。そのための事実上のバックボーンとして、またリレー・ステーションとして、情報のシングル・ソースとなっているのがTeamcenter 2007です。必要な人が必要な時に必要な情報を取り出すことができます。これにより、更新されていないデータの使用や間違ったバージョンの情報入手から起こる設計ミスを回避できるため、製品化が早まり、プロセスのセキュリティも強化されます。」と、BSH社の製品開発/インダストリアル・エンジニアリング・ソリューションIT担当責任者のUwe Tontsch氏は述べています。

Teamcenter 2007では、製品に関するすべてのデータがシングル・ソースに集約されているため、場所や職責にかかわらず、常に正しい情報に簡単にアクセスすることができます。ここに集約されている情報は、プロセスに関して新しく蓄積されたナレッジとともに、機械や電気、エレクトロニクスやソフトウェアに対する要件を振り分け、設計変更の影響を効率的に管理するという要件管理機能も効果的に組み込むことができます。さらに、Teamcenter 2007には、製品の複雑な相関関係の表示や、設計BOMと営業BOMとの連携、BOMの編集とレッドライニング(赤線で変更を示す機能)などが行える新しいツールも用意され、部品表(BOM)管理も簡単に行えます。
*BOM:bill of material(部品表)

Teamcenter 2007のリーダーシップ・プログラムでもうひとつ証明されたことは、Teamcenterをナレッジとコラボレーションのシングル・ソースとして活用することによって、設計レビューなどの作業に要していた時間が大幅に節約されたことです。例えば、ある先端企業では、製品開発において他の拠点とコラボレートしなければならない場合、すべての3Dモデルを含めた必要な全情報の収集と共有について、これまでは3~4週間かかっていた作業が、現在では午後の数時間を使うだけで済んでいます。その結果、設計者やエンジニアは書類作りの作業から解放され、その分、クリエイティブな設計作業に時間を割り当てることができます。

企業統制力の強化

業界で最も包括的なエンド・ツー・エンドのPLMアプリケーションが他の追従を許さぬ高いレベルで統合されているTeamcenter 2007は、製品ライフサイクル全体にわたる効率性の向上と管理の「見える化」を実現する単一のシステムへ、すべてのプロセスを結集させることによって、企業の統制力をより強化します。

製造企業なら、規模を問わず、市場ニーズにぴったり合った新製品や新サービスの市場投入努力をすることによって、経営の意思決定のスピードと精度を向上させることができます。また、アプリケーション同士が密接に連携しているため、プロセスごとにデータを再入力する必要はありません。また、Teamcenterはモジュール式のアプリケーションであるため、中小規模の製造企業もその成長に応じて必要なシステムをコスト効率良く追加・拡張できるようになっています。

Teamcenter 2007でさらに強化された「見える化」は、売上と利益の両方に大きなビジネス的な価値をもたらします。市場機会に照らして製品アイデアを検証し、市場ニーズに最適な製品を開発し、競合他社に先駆けてタイミング良く市場投入することによって、売上増を見込むことができます。同時に、関連部門間における効率的な協業と高度にフレキシブルな製品開発ネットワークを通して、オペレーティング・コストやプロセス・コストも削減することができます。

「シーメンス PLM ソフトウェアが提供する製品データ管理機能は、製品開発プロジェクトのどこを取っても競合他社を大きく引き離していると思います。この包括的なソリューションはユーザにとって感動的なソリューションですが、製造企業にとっての真の価値はエンド・ツー・エンドの個々の機能が統合されているところです。」と、ARC Advisory GroupのDick Slansky氏は述べています。

さらなる躍進を目指して

PLMなどのエンタープライズ向けの主要なアプリケーションは、それを導入し配備した企業に多大な効果をもたらします。逆に、ニッチ・サプライヤが提供する実績の乏しいシステムや独自仕様のアプリケーションは、企業にリスクをもたらすことさえあります。Teamcenterは明らかに業界をリードするソリューションであり、世界のリーダーたる豊富な実績を積み、他の追従を許しません。

シーメンス PLM ソフトウェア、そしてTeamcenterは、この2年の間だけでもいくつもの業界から数々の賞を受賞していることからも分かるように、世界中の製造業から高い信頼と忠誠を獲得しています。シーメンス PLM ソフトウェアの顧客上位100社とは、平均して17年間もの長い取引関係にあります。これまで、Teamcenteは300万ライセンスにも及ぶ販売実績があり、この数字は第2位のベンダーの販売実績の7倍以上に相当します。事実、製品ナレッジの管理にTeamcenterを利用している企業数は、第2位以下の3社のベンダーの合計企業数を上回っています。

「当社の開発チームは、市場の声を聞き、グローバルな製造業の課題を理解することに努めているからこそ、導入し易く使い易い、高度で完全な業界随一のPLMソリューションを世に送ることができています。当社のお客様は、非生産的な作業に時間を費やすことなく、世界で最もイノベーティブな新製品の開発に注力しています。」

Teamcenter 2007の詳細については、www.ugs.com/teamcenter2007
(英文)をご覧ください。

シーメンス PLM ソフトウェアについて

シーメンス PLM ソフトウェアは、シーメンス オートメーション&ドライブの一部門であり、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界4万7,000社のお客さまにサービスを提供し、430万ライセンスに及ぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、オープンなエンタープライズ・ソリューションの提供を通じてグローバルなイノベーション・ネットワーク環境を実現し、企業間・パートナー間のコラボレーションを促進させ、ワールドクラスの製品・サービスの供給・普及に貢献しています。
シーメンス PLM ソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は、http://www.ugs.jphttp://www.ugs.com/(英文)にてご覧いただけます。

シーメンス オートメーション&ドライブグループ(A&D)について

シーメンス オートメーション&ドライブグループ(A&D)(ドイツ・ニュルンベルク)は産業オートメーション分野における世界の主要メーカーです。A&Dの製品には、製造業とプロセス産業および電気設備産業向け汎用製品、工作機向けシステムソリューション、自動車工場・化学プラント全体の自動化などの産業向けソリューションが含まれます。この製品群とサービスに加え、A&Dは、製造と管理(横と縦のIT統合)を繋ぎ、製造過程を最適化するためのソフトウェアを提供しています。A&Dは世界におよそ7万600人の従業員を擁し、2006年度(9月30日終了)の営業利益(米国会計基準)は15億7,200万ユーロ、売上高は128億4,800万ユーロ、受注高は141億800万ユーロでした。A&Dに関する詳細は、www.siemens.com/automationにてご覧いただけます。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの登録商標です。Teamcenterは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の製品名はそれぞれ各所有者に帰属します。

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