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26 February 2008

シーメンス社、長期データ保存にJTを全社標準のデータ・フォーマットとして採用

包括的な評価の末、長期データ保存にはJTの採用が「賢い選択」と判断

【2008年3月3日 (米国テキサス州PLANO発)】

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、シーメンスの統括機関であるSiemens CIO Global Forumにおいて、シーメンス社(Siemens AG、以下 シーメンス)の全社的な製品情報の長期保存に3次元のJTデータ・フォーマットを採用することが承認されたと発表しました。JTの採用は、他のデータ・フォーマットを含めた包括的な評価の結果、決定しました。

この採用決定は、2007年5月、シーメンスが当時のUGSを買収して以来初となるシーメンスPLMソフトウェアのテクノロジーの全社的な標準採用となります。

「各業界をリードするグローバル企業と同様、シーメンスも数多くのプロバイダが提供するさまざまなテクノロジーやサービスを利用しています。シーメンスは当社のソリューションを武器にPLM業界でリーダーシップを発揮していくという明確なビジョンを持ち、ビジネス戦略とビジネス要求に従って、そしてテクノロジーのオープン性を重要視するというシーメンスの企業文化に従い、常に意欲的に取り組んでいます。JTの評価は買収前にも十分行われていましたが、今回、JTのテクノロジーの高さを再評価していただいて大変うれしく思っています」と、シーメンスPLMソフトウェアの会長兼CEOのTony Affusoは述べています。

JTの高い採用率と多機能性

シーメンスは、多種多様な業界に広範な製品を提供する数多くの独立採算の企業群で構成されています。この多様性がさまざまな製品開発ソフトウェアの使用環境を生み、さまざまなデータ・フォーマットの3D製品データが作られています。そこで、シーメンスは製品データを長期にわたって正確に保持し取り出せるよう、使用されているすべての3D製品開発ソフトウェアに対応するフレキシブルな共通データ・フォーマットを求めていました。また、将来においてこれらの多種多様な製品開発ソフトウェアを統合するといった場合にこれが容易にできるか否かも、データ・フォーマットの選択にあたって大きな決定要因となりました。

「データの長期保存は当社にとって非常に重要な課題であるため、当社が採用する共通データ・フォーマットは、他に広く採用され、オープンで、かつ標準で配布されているものでなければならず、また当社のような多種多様な製品ジオメトリやスペックを正確に表現でき、なおかつ軽量でパフォーマンスや効率を上げるものでなければなりません。当社は、何年もの間、主要な3Dデータ・フォーマットをすべて試し、そのひとつひとつをさまざまな厳しい基準に照らして徹底的に評価してきました。その結果、優れた多機能性を有し、当社の顧客の業界においても事実上の標準として使用されていることから、他のデータ・フォーマットではなくJTを採用することが賢い選択であるという結論に至りました。JTの堅牢でフレキシブルな各種機能は、当社だけでなく、すべての製造企業の広範なニーズに対応します」と、Siemens Corporate Research and Technologies代表のReinhold Achatz氏は述べています。

JTおよびJT Openについて

JTデータ・フォーマットは、PLMソフトウェア間の製品ビジュアライゼーション、情報配布を実現し、データ共有を促進する共通の3D言語です。堅牢な機能と軽量性を特徴とするJTを使用すれば、製品ライフサイクル全体を通して、製品データ、製造情報、インタラクティブ画像を世界中どこにいてもリアルタイムに視認・共有することができます。JTは、自動車業界や航空宇宙業界などの主要な業界で、3D表示、コラボレーション、データ共有のための事実上の標準フォーマットになっています。JT Openコンソーシアムは、PLMを競争優位性につながるものと考え、JTを標準フォーマットとして採用しているグローバル・リーダー各社で構成されています。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界5万1,000社のお客さまにサービスを提供し、460万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、オープンなエンタープライズ・ソリューションの提供を通じてグローバルなイノベーション・ネットワーク環境を実現し、企業間・パートナー間のコラボレーションを促進させ、ワールドクラスの製品・サービスの供給・普及に貢献しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属するシーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション・システム、低圧制御機器、産業用ソフトウェアの分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は多岐にわたっています。インダストリオートメーション部門は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの登録商標です。JTは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.の商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。