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30 April 2008

シーメンスPLMソフトウェア、Teamcenter製品群に欧州REACH規則サポートを追加

【2008年5月5日(米国テキサス州PLANOおよびドイツ・ハノーバー発)】

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、化学物質とその安全な取扱いに関する新たなEU規制REACH(Registration, Evaluation, Authorization and Restriction of Chemicals:化学物質の登録、評価、認可及び制限)のサポートを同社Teamcenter®ポートフォリオの統合コンプライアンス管理機能に追加したことを発表しました。Teamcenterでは、REACH規則への準拠要件を製品開発プロセスに統合することにより、同規則のコンプライアンスに必要な化学物質の追跡を合理化することができます。

「シーメンスPLMソフトウェアは、顧客とのパートナーシップを通してREACHなど最新規則の一歩先を行くよう全力で取り組んでいます。TeamcenterにREACH規則サポートが新たに追加されたことにより、企業は自社製品の化学成分に関する情報を簡単に収集、編集、集約、分析することができます。これにより、REACH規則への確実なコンプライアンスが可能になるとともに、同規則に関するサプライチェーンの混乱も回避することができます。」と、シーメンスPLMソフトウェアのTeamcenterアプリケーション担当バイスプレジデントであるSteve Bashadaは述べています。

コンプライアンス管理に対する包括的なアプローチ

2007年6月に施行されたREACH規則は化学物質をこれまで以上に厳しく規制する法律であり、世界各国の航空宇宙、自動車、ハイテク、エレクトロニクス、アパレルなどの業界に影響を及ぼしています。REACH規則は、EUに輸入されるすべての化学物質のうち年間輸入量が1トンを超える化学物質に対して、健康・安全に関する試験の実施、およびフィンランド・ヘルシンキにある欧州化学物質庁(ECHA:European Chemicals Agency)への登録を義務付けています。製造企業にとって購入する部品や素材が割高になるだけでなく、製品での使用方法によっては、これらの部品や素材の使用が制限される場合もあります。REACH規則では、いわゆる高懸念物質(SVHC)が製品に使用されることを制限しており、SVHCのリストには、最終的に1,500~3,000種類の物質が含まれる予定です。さらに、製品に含まれるSVHCに関する情報を開示するよう要請された場合、企業は要請を受けてから45日以内に開示を行う必要があります。

企業の製品ライフサイクル全体にREACH規則サポートを統合することは、コンプライアンス管理に対するTeamcenterの包括的なアプローチに合致しています。Teamcenterを利用すれば、製品開発プロセスで満たすべきREACH規則の要件を事前に収集・確認することができます。製品改良の際も、Teamcenterで部品表(BOM)から物質情報をサーチして、BOMに含まれる各物質量に関するレポートを作成することが可能です。企業は製品開発プロセスの一環として使用物質の情報を積極的に調査することができ、改良に伴う材料変更の影響についても常に完全な情報として確認することができるのです。

TeamcenterがREACH規則の確実なコンプライアンスをサポートしたことにより、サプライチェーンの混乱やフロー遅延を回避すると同時に、コンプライアンス管理に伴うコストも軽減することができます。新たに追加されたREACH規則の他、ELV、RoHS、WEEEの各指令など、グローバルなビジネスを対象とした幅広い環境規則へのコンプライアンスもサポートしています。

REACH規則のサポートは、Synapsis Technology社とのパートナーシップを通して開発されたTeamcenterの環境コンプライアンス・ソリューションの一環であり、業界で実証済みの同社環境コンプライアンス管理システムであるEMARS®ソフトウェアを採用しています。同社は、サプライチェーンおよびハイテク・エレクトロニクス業界特有のナレッジ提供、およびTeamcenterの機能を補完するアドオン・ソフトウェアの提供を行っています。

シーメンスPLMソフトウェアの、環境サステナビリティに関するイニシアティブについての詳細は、同社ウェブサイトwww.siemens.com/teamcenterのcompliance managementページをご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界5万1,000社のお客さまにサービスを提供し、460万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、オープンなエンタープライズ・ソリューションの提供を通じてグローバルなイノベーション・ネットワーク環境を実現し、企業間・パートナー間のコラボレーションを促進させ、ワールドクラスの製品・サービスの供給・普及に貢献しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属するシーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション・システム、低圧制御機器、産業用ソフトウェアの分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。

注意:SiemensおよびSiemensのロゴは、Siemens AGの登録商標です。Teamcenterは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

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