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ロンドン The Year in Infrastructure 2014 Conference 発, 05 November 2014

ベントレー・システムズとシーメンスPLMソフトウェア、産業設備のリアリティ・モデリングを通じて製造プロセスの生産性を向上

ベントレー・システムズ(以下、ベントレー)とシーメンスPLMソフトウェアは本日、デジタル製品/プロセス・ライフサイクル管理と工場のデジタル設計との統合をさらに強化する最新の共同開発について発表しました。両社は、ベントレーの先進的なポイント・クラウド・ベースのビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)テクノロジーと、シーメンスの3Dデジタル・ファクトリー・オートメーション向けTecnomatix®に含まれている最先端のプロセス・シミュレーション・ツールとを統合しました。これにより、シーメンスの製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションを使用しているユーザーは、スキャンして取り込んだポイント・クラウド(点群)ベースのモデルを活用することで、既存の工場の3Dデジタル・モデルをさまざま運用条件で拡張して操作できるようになります。

この発表は、インフラストラクチャの設計、建設、運用で世界をリードする企業のエグゼクティブが世界中から集結したThe Year in Infrastructure 2014カンファレンスで行われました。

この新しい統合ソリューションによって製造業者は下記のメリットを得ることができます。

  • 建設や製造ラインの干渉を解消して、生産の早期開始を実現
  • 工場のあらゆるレイアウト構成案を正確にシミュレートして、高品質な設計と高い生産スループットを実現
  • デジタル・ファクトリーのモデリングに伴う時間とコストを削減しながら、竣工さながらのプラント・モデルを迅速に作成
  • 製造ラインの完成時記録や運転記録としても使用可能なポイント・クラウド・モデルを作成し、工場、製品、プロセスのライフサイクルを通して運用性能を改善

ベントレーとシーメンスPLMソフトウェアはこのようなメリットをはじめ、情報モビリティや作業プロセスの変革を実現するために、これまでの関係をより一層拡大することとなりました。これまでにもベントレーの産業用BIMアプリケーションには、Parasolid®ソフトウェア、D-Cubed™ソフトウェア、JT™ データ・フォーマットなど、シーメンスのPLMコンポーネントが採用されています。シーメンスPLMソフトウェアは今回の共同開発契約により、ベントレーのVortexポイント・クラウド・テクノロジーを活用できるようになり、行く行くは、シーメンスの他の適切なアプリケーションにも組み込まれることになります。

「2012年11月に両社の戦略的コラボレーションが発表されて以来、シーメンスとベントレーとのコラボレーションをつぶさに観察してきましたが、両社が密接に協力し合っているのを見て非常に喜ばしく感じていました。両社はこれから、製品、プロセス、製造の設計と工場インフラストラクチャとを統合するソリューションを提供することとなり、OEMメーカーとそのサプライヤーにとって大きなメリットを提供することでしょう。EPC(設計・調達・建設)事業者やライン・ビルダーは、製品ライフサイクルと工場/プラント・ライフサイクルに関する知識を共有することで、OEMメーカーから提供される高品質な情報にアクセスできるようになります。さらにOEMメーカーとサプライヤーは、デジタル・ファクトリーの検証、予測可能な設備資産の設計と導入の改善を通して、生産の早期立ち上げとコスト削減を期待できます」と、ARC Advisory GroupのPLMリサーチ・ディレクター兼シニア・アナリストであるDick Slansky氏は述べています。

「当社でリアリティ・モデリングと呼んでいるテクノロジーが、製品ライフサイクルと製造ライフサイクルなどにより大きなメリットをもたらすことになると思うと、嬉しい限りです。産業プラントでは、断続的な計測から連続的な没入型スキャンに取って代わります。プロジェクトや設備資産のパフォーマンスもVortexテクノロジーによるポイント・クラウド・データの情報モビリティを通じて改善されます。そして最も重要なことは、製品とプロセスの設計サイクルを短縮することで、産業分野におけるアジリティと品質を向上できることです」と、ベントレー・プラットフォーム・ソリューション担当ベントレー・フェローのFaraz Ravi氏は述べています。

「ベントレーのVortexツールを取り入れた早期の統合ソフトウェアを特定のお客様に導入していただいたところ、すこぶる肯定的な反応をいただきました。竣工さながらのデジタル・ファクトリーの設計テクノロジーを当社のTecnomatixのプロセス・シミュレーション/プランニング製品に採り入れることで実現した付加価値は、ベントレーのツールを採用して実現できた最初の大きな成果となりました。より優れた相互運用を早期に可能にするだけでなく、建設の道筋や製造の生産性を大きく可視化できる両社のパートナーシップによって、プロセス・プランナーやプラントフロア設計者はメリットを享受できるようになります」と、シーメンスPLMソフトウェアのバイスプレジデントであるAl Hufstetlerは述べています。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。米国テキサス州プラノを本拠地として、これまで世界77,000社のお客さまにサービスを提供し、900万ライセンスに及ぶソフトウェアの販売実績を上げています。製品のプランニングから開発、製造、サポートに至る製品ライフサイクルのプロセスを最適化することで、数多くの企業のより良いものづくりを支援しています。シーメンスPLMソフトウェアは、ものづくりに関わるすべての人に必要な情報を必要な時に提供して、スマートな意思決定を支援するというHD-PLMビジョンを推進しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

ベントレー・システムズについて

ベントレー・システムズは、建築家、エンジニア、地理空間専門家、建設業者、オーナーオペレーター向けにインフラの設計、建設、運用を高度に実行するための包括的なソフトウェア・ソリューションを提供している世界的リーダー企業です。ベントレーのユーザーは、よりパフォーマンスに優れたプロジェクトや設備資産を納入するために、インフラのライフサイクルを通してさまざまな部門間で情報モビリティを活用しています。ベントレーのソリューションには、情報モデリング向けMicroStationアプリケーション、統合プロジェクト向けのProjectWiseコラボレーション・サービス、インテリジェントなインフラを実現するためのAssetWise運用サービスがあり、世界規模のプロフェッショナル・サービスと包括的な管理サービスで補完されています。

ベントレーは1984年に設立され、50カ国以上に3,000人を超える従業員を擁し、6億ドル以上の年間売上高を上げています。2006年以来、研究開発および買収に10億ドル以上を投資しています。ベントレーの詳細はwww.bentley.comにてご覧いただけます。

注意:Bentley、Bentleyのロゴ、Be、Vortex、MicroStationおよびProjectWiseは、Bentley Systems, Incorporatedまたはその子会社・関連会社の商標、登録商標、またはサービス・マークです。D-Cubed、JT、ParasolidおよびTecnomatixは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。