08 October 2012

シーメンス、モーション・プランニング・ソフトウェアの業界リーダーであるKineo CAMを買収

【2012年10月8日 ドイツ・ニュルンベルク発】

シーメンスは、フランス・トゥールーズに本社を置くモーション・プランニング・ソフトウェアの大手プロバイダーであるKineo CAMを買収します。Kineo CAMのソリューションは、シーメンスのPLMソフトウェア製品にも採用されている実績あるソフトウェア・コンポーネントであり、モーション、衝突回避、パスのプランニングを最適化してさまざまな業界の顧客の生産性を最大化させます。シーメンスはこの買収を通じて、シーメンスのソフトウェアにおけるモーション・プランニング機能をさらに強化して市場シェアの拡大を図ります。Kineo CAMは世界で200社以上の顧客を擁しています。買収後、同社はシーメンスPLMソフトウェア・ビジネスユニットの傘下に入ります。買収金額に関する情報は開示していません。

Kineo CAMは、自動車、航空宇宙、造船などのさまざまな業界に向けて、部品の組立・分解時のロボットのモーションとパスのプランニングを最適化する最先端のソフトウェア・ソリューションを12年間にわたって開発してきました。例えば、自動車業界では、Kineo CAMのソフトウェア・モジュールを使用することによって、シートやダッシュボードなどの自動車部品の据付方法や、保守のためにこれらの部品を取り外す方法などを最適にプランニングできるようになります。また、Kineo CAMのソフトウェア・モジュールを使用すれば、ロボットのモーションとパスのプランニングを最適化することができます。

「Kineo CAMの買収により、当社のPLM製品ポートフォリオにもうひとつ高度な技術が加わることになります。この技術により、お客様は自社製品に関する意思決定をさらに多くの情報に基づいて下せるようになり、また製造・保守・修理の戦略をさらに最適に策定できるようになります。Kineo CAMは、当社の主力製品であるNX、Teamcenter、Tecnomatixにすでに採用されている重要なソフトウェア・コンポーネントを提供しているだけでなく、今回の買収により、Kineo CAMの世界的な専門家集団が当社のオープン・ツール・チームに加わることになります。彼らはシーメンスのPLM製品グループをはじめ、彼らが持つ技術をベースにシステムの標準化を図っている企業とも引き続きパートナーシップを維持していく予定です」と、シーメンスPLMソフトウェア・ビジネスユニットのCEO兼プレジデントのChuck Grindstaffは述べています。

Kineo CAMのソフトウェア製品は、エンド・ユーザー向けにはアプリケーション・ソフトウェアとして、またCAD/CAMソフトウェア・ベンダーや高度なロボット・システムのメーカー向けにはソフトウェア・ライブラリーとして提供されています。シーメンスとKineo CAMは、Kineo CAMの現行の製品ラインすべてを継続して提供していく予定です。

「ソフトウェア・コンポーネント市場で世界をリードするシーメンスのPLM組織の一員になることは当社にとって大きな誇りであり、大変喜んでいます。同じ市場でグローバルに展開しているこのような組織の一員になれれば、従来のお客様ともっと密接に接することができるようになるだけでなく、当社のソフトウェア技術をさらに多くのお客様に利用していただけるようになります。当社はこれまでシーメンスのPLMチームと長期にわたって良好な関係を築いてきた経緯があることから、この統合プロセスがスムーズに効率的に進行して、当社のお客様と当社のチームに大きなメリットをもたらすものと確認しています」と、Kineo CAMのCEOであるLaurent Maniscalco氏は述べています。

シーメンス産業オートメーション事業部は、米国のUGS(2007年)、ドイツのInnotec(2008年)、フランスのElan Software Systems(2009年)、ブラジルのActive Tecnologia em Sistemas de Automação(2011年)、米国のVistagy(2011年)、ドイツのIBS AG(2012年)、ドイツのPerfect Costing Solutions GmbH(2012年)、ベルギーのVRcontext International S.A.(2012年)など、産業用ソフトウェアの各分野をリードしていた企業をここ数年数多く買収し、産業用ソフトウェ市場における主導的地位を強化しています。

詳細については、www.siemens.com/automationをご覧ください。

本リリースのテキストは、下記のサイトでもご覧いただけます。
www.siemens.com/automation/press

 

Kineo CAMについて

Kineo CAMは、世界をリードする自動モーション/パス・プランニング技術のKineoWorks™を提供する独立系ソフトウェア・デベロッパーです。高度なソリューションの開発を専門とし、米国、ヨーロッパ、日本の大企業や大規模組織にビジネス・ソリューションを提供しています。主な市場は機械系CAD、マニュファクチャリング、ロボット工学です。これらの市場に向けて、スタンドアロン型から完全統合型まで広範なソフトウェア・ソリューションを提供し、ユーザーは、製品設計(機械的な組立・分解の検証)および製造プロセス(障害物等の制約条件付きの3D環境下での作業シミュレーション)においてコスト削減、開発期間の短縮、品質の向上を実現することができます。Kineo CAMは、フランス研究技術省の全国イノベーション・コンテスト最優秀賞(2000年)、IEEE/IFR(米国電気電子学会/国際ロボット連盟)の革新的なロボット技術・自動化技術の製品化イノベーション賞(2005年)、欧州委員会および欧州応用科学技術評議会のイノベーションICT最優秀賞(2007年)を受賞しています。詳細は、 www.kineocam.comをご覧ください。

シーメンス インダストリーセクターについて

シーメンス インダストリーセクター(ドイツ・エアランゲン)は、産業向けに革新的で環境にやさしい技術とソリューションを提供している世界的なサプライヤです。統合オートメーション技術と産業用ソフトウェア、各産業に特化した豊富な専門知識、技術に基づく各種サービスを提供して、お客様の生産性、効率性、柔軟性の向上に貢献しています。シーメンス インダストリーセクターは、産業オートメーション事業部、ドライブテクノロジ事業部、カスタマー・サービス事業部、金属テクノロジーのビネスユニットからなり、全世界で100,000人を超える従業員を擁しています。詳細は www.siemens.com/industryをご覧ください。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。

この資料は2012年10月8日にシーメンス インダストリーセクター(ドイツ・ニュルンベルク)より発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

【お客様からのお問い合わせ先】
シーメンスPLMソフトウェア お問い合わせ窓口
Tel:03-5354-6700
E-Mail:jp_marcom.plm@siemens.com
URL:http://www.siemens.com/plm
Twitter:http://twitter.com/SiemensPLM_JP