24 April 2012

シーメンスPLMソフトウェア、Teamcenter 9を発表; 製品開発におけるより適確な意思決定を支援

~最新バージョンは、システムズ・エンジニアリング、コンテンツ管理、サービス・ライフサイクル管理、プロセスベースのユーザー・エクスペリエンス強化に注力~

【2012年4月24日 本社(米国テキサス州PLANO)およびドイツ・ハノーバ発】

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェア は本日、世界で最も広く利用されているPLMシステム である Teamcenter®の最新バージョンTeamcenter 9 をリリースしたことを発表しました。Teamcenter 9は、シーメンスPLMソフトウェアのHD-PLM ビジョン に基づき、製品全体にわたる新たなソリューションの実装と数々の機能拡張が図られています。HD-PLMビジョンは、より適切な情報に基づいて、より効率的に、かつより高い信頼性を持って意思決定できるようにすることを目的にしています。

Teamcenterは、生産性の最大化とグローバルな業務の効率化を実現し、複雑化する製品づくりを強力に支援します。今回、Teamcenter 9に新たに統合システムズ・エンジニアリング・ソリューションが追加されたことにより、統合アーキテクチャー全体の統合性がさらに強化され、よりスマートな意思決定が実現するとともに、その意思決定による影響の見える化も実現します。また、Teamcenter全体にわたって多くの機能拡張も行われており、生産性を大幅に向上させ、製品の市場投入期間を短縮して、総所有コストを削減します。

「グローバル化がますます進み、製品の複雑性もより増している今日、適切な時に適切なユーザーに適切な情報を提供できる高度にインテリジェントなPLMシステムが必要とされています。Teamcenter 9は統合アーキテクチャーを基盤として、さらに高度な統合アプローチを採用し、海外の関連会社まで含めた企業の各チームが作成した情報を相互に関連付けて、個々のユーザーに対応したパーソナライズ環境を構築し、より生産性の高いユーザー・エクスペリエンスを提供します」と、シーメンスPLMソフトウェアのシニア・バイスプレジデントでライフサイクル・コラボレーション・ソフトウェア担当ジェネラル・マネージャーのEric Sterling は述べています。

システムズ・エンジニアリンング

Teamcenterに新たに追加されたシステムズ・エンジニアリング・ソリューションは、完全統合アプローチによるシステムズ・エンジニアリングと要件管理を強力に支援にします。従来の、システム・モデリングやインターフェイスのドキュメンテーション、要件のドキュメンテーション用のスタンドアロン・ツールを提供するだけのシステムズ・エンジニアリング・ソリューションとは異なり、Teamcenterでは、Teamcenter環境から直接管理が可能な、よりシステム駆動型の製品開発アプローチを提供しています。これにより、バリューチェーンの上流・下流を通して共通のシステム・ビューが実現し、後期工程のシステム統合時に、ある要件が物理的実装と関連付けられていなかったために発生する大きな問題を事前に回避できるようになります。Teamcenter 9は、情報をインテリジェントに統合することによって製品開発のスピードを加速し、すべての部門や専門チームが同期化された製品情報を常時使用できるようにします。

また、MicrosoftのOutlook®、Word、Excel®、Visio®、さらにはMathWorksのMATLAB®およびSimulink®環境など、一般に使用されているクラス最高のツールとも連携可能なため、エンジニアは使い慣れたこれらのツールをさまざまに組合せて、システムの定義とモデリングを行うことができます。

コンテンツ管理

ユーザーガイドや修理マニュアルなどのドキュメントは、製品出荷に合わせる必要があるため、このテクニカル・ドキュメンテーション作業も製品開発において重要な位置を占めます。以前は、設計変更がつきものであったために、ドキュメンテーション作業は製品開発の完成を待ってからでないと着手できませんでした。

Teamcenter 9では、コンテンツ管理の統合をさらに機能強化し、製品ドキュメントの作成を設計プロセスと並行して行うことができます。変更が発生すると、すぐにその事象が伝達され、変更による影響をドキュメント作成に効率良く反映させることができます。さらに、今日の製品には数多くのオプションやバリエーションが用意されていますが、Teamcenterのコンテンツ管理機能は、テキストやグラフィック、メタデータなどの共通要素を再利用するという構成駆動型のドキュメンテーションをサポートします。これにより、各デバイスに対応したマルチメディア配信やグローバル市場に対応した多言語展開などのニーズを満たす、コンテキストベースの効率的なマルチチャンネル・パブリッシングが可能となります。

さらに、Cortona3DのRapid Authorアプリケーションとの密接な統合をより強化したことにより、設計データとイラストのリンクを保持した状態でのドキュメント作成が実現し、設計データの変更をそのままドキュメント全体に反映させることができます。また、Teamcenter 9では、航空宇宙業界や政府機関で要求されるS1000D規格やDITA(Darwin Information Typing Architecture)の最新バージョンにも対応しています。

サービス・ライフサイクル管理

シーメンスPLMソフトウェアは、新たにサービス・スケジューリングおよび実行モジュールを追加し、サービス・ライフサイクル管理に対するビジョンを大きく拡大させました。これまでサービスのスケジューリングと実行はPLMの分野外で個別に実施されていました。こうした状況では、公表している手順に従ってサービスが実施されたかどうかをトレースすることは難しく、安全性のリスクや製品故障、さらには追加コストや罰金が科せられるダウンタイムの発生リスクが上昇します。

Teamcenter 9は、サービス・スケジューリングと実行管理ソリューションを統合し、サービスの発注とタスクを定義して効率的にスケジューリングすることによって、コストを効果的にコントロールできるようにします。また、サービスを提供する組織のリソースの最適化と、サービスのスループットを改善し、資産の非稼働時間を削減することができます。Teamcenterはサービス・タスクの実行を追跡記録するため、資産とサービスに関する記録の正確な履歴を保持することができます。さらに、サービス担当者はフィードバック機能を使用して、エンジニアにサービス上の問題を提起して、製品の性能や信頼性の向上につなげることもできます。

プロセスベースのユーザー・エクスペリエンス

製品開発は、ニーズも専門分野も異なり、担当している作業に必要なPLMデータも異なるさまざまなレベルやスキルのユーザーが関与して行われます。Teamcenter 9では、Teamcenterの従来のリッチクライアント(アプリケーション)やシンクライアント(Web)を使うかどうかに関わらず、プロセスを効率化できるスタイルシートを利用して個々のユーザーのユーザー・エクスペリエンスに合わせて仕立てることが可能です。レイアウトのカスタマイズも容易であるため、タスクに合った情報、アクション、属性へのアクセスが格段に向上し、効率的で生産的なユーザー・エクスペリエンスを実現することができます。

Teamcenter 9はすぐに入手することができます。ここで紹介したTeamcenter 9の詳細や他の機能拡張については、 http://www.plm.automation.siemens.com/ja_jp/products/teamcenter/teamcenter9/index.shtmlをご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界71,000社のお客さまにサービスを提供し、700万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、スマートな意思決定による、より良いものづくりを支援するオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属する産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション技術、工業用制御技術、産業用ソフトウェアを相互に組み合わせた多岐にわたる取り扱い品目を提供し、製品の設計から製造、サービスに至る製造企業のバリューチェーン全体を支援しています。産業オートメーション事業部が提供するソフトウェア・ソリューションを活用することにより、新製品の市場投入期間を最大で約50%も短縮させることができます。産業オートメーション事業部は、産業オートメーションシステム、制御機器とシステムエンジニアリング、センサと通信、シーメンスPLMソフトウェア、水処理技術の5つのビジネスユニットから構成されています。詳細はwww.siemens.com/industryautomationをご覧ください。


注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。Teamcenterは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。Outlook、ExcelおよびVisioは、Microsoft Corporationの登録商標です。MATLABおよびSimulinkはThe MathWorks, Inc.の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

この資料は2012年4月24日に本社(米国テキサス州PLANO)およびドイツ・ハノーバより発表されたプレスリリースを翻訳したものです。

【お客様からのお問い合わせ先】
シーメンスPLMソフトウェア お問い合わせ窓口
Tel:03-5354-6700
E-Mail:jp_marcom.plm@siemens.com
URL:http://www.siemens.com/plm
Twitter:http://twitter.com/SiemensPLM_JP