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15 June 2011

機械設計者およびエンジニアによる、より高品質で迅速な製品開発を支援する新ツール、Solid Edge ST4

【2011年6月16日 米国テキサス州PLANO発】

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェア は本日、機械設計者およびエンジニアによる、より高品質な製品のより迅速な開発を支援するSolid Edge® ST4 を発表しました。Solid Edgeの最新バージョンであるSolid Edge ST4には、より高品質な製品設計を支援するシンクロナス・テクノロジの強化や、広く採用されているJT™ データ・フォーマットを利用したマルチCAD環境におけるコラボレーションの強化、板金設計の検証を迅速化する新しいツール、ドキュメントの作成コストを削減する世界屈指のドラフティング機能の強化など、ユーザの視点に立った数多くの新機能が搭載されています。

「Solid Edge ST4は、画期的なシンクロナス・テクノロジを日々の作業に取り込めるよう大幅に簡素化し、中核となるモデリング・ツールの使い勝手を向上させてユーザの生産性を向上させることによって、機械設計者とエンジニアのより高品質な製品設計を支援します。Solid Edge ST4はシンクロナス・テクノロジの新しい利用方法を提供して、ユーザのニーズを最適に満たす設計環境を実現し、ソフトウェア操作に煩わされることなく設計作業に集中できるようにします。その結果、Solid Edge ST4は熟練した設計者に向けた業界最強のモデリング・システムでありながら、製品設計をこれまでになく大幅に簡素化します」と、シーメンスPLMソフトウェアのSolid Edge製品開発担当ディレクターのDan Staplesは述べています。

機械設計者およびエンジニアによる、より高品質で迅速な製品開発を支援

Solid Edge ST4には、機械設計者およびエンジニアがより高品質な製品をより迅速に開発することを支援するため、直感的な設計環境をさらに強化する新機能が追加されています。たとえば、回転部品の作成と編集をより簡単、かつ迅速に実行できる新しい自動「ライブ・セクション」機能、ネイティブまたはインポートしたジオメトリのセンタリング、オフセット、編集をより簡単に行える新しい3Dモデリング関係機能、部分干渉を回避し、自動的に部品のアセンブリを位置決めする新しい3Dアセンブリ関係機能、分解ビュー機能など、数多くの新機能が搭載されています。さらにCadenas GmbH社との業務提携により実現した新しい戦略的部品管理システムである3Dの標準部品やサプライヤ提供部品をSolid Edgeのネイティブ・フォーマットで構成できる専用ポータルも提供しています。

「BEUMER社の機械設計者は大規模なアセンブリを毎日扱っており、Solid Edge ST4によるアセンブリ環境での生産性の高さに非常に感銘を受けています。シンクロナス・テクノロジ・ベースの新しいコマンドを使用すると、2Dスケッチで作業することなく、アセンブリのコンテキスト内で3Dモデルを直接編集ができるため、製品設計に要する時間を大幅な短縮が可能です。今では、設計作業を非常にうまくコントロールできるようになり、作業結果を瞬時に確認し、解析結果の合否判定や編集も迅速に行えるようになりました。Solid Edge ST4は、かつてない設計の柔軟性と直感的な操作性を提供します」と、ドイツに本社を置き、輸送、積み込み、パレット搬送、パッケージング、分類、物流のイントラ・ロジスティックス製品を提供している国際的大手メーカー、BEUMER Maschinenfabrik GmbH & Co. KGの機械エンジニアであるVolker Horstmann氏は述べています。

コラボレーション、シミュレーション、ドキュメント作成の強化

Solid Edge ST4の新機能の多くは、ユーザの要望を理解し、ニーズに直接応えることを主眼に追加されたものであり、個々の機能強化により真のビジネス価値をもたらします。ユーザの視点に立った機能強化を追求してきたSolid Edge ST4は、顧客やサプライヤとのコラボレーションの強化、機械の製図や板金設計といった日々の製品開発作業の効率化を実現して、ユーザにビジネス価値をもたらします。

「Solid Edgeを隅々まで使用すると、もうこれなしでは仕事ができなくなります。私たちが作る部品の多くは、3Dなしでは効率的に設計できない非常に複雑なものばかりです。しかし、Solid Edgeなら、常に部品が適合するため、製造現場における問題の発生を実際になくすことができました。私は昔からのSolid Edgeユーザとして、シーメンスPLMソフトウェアが顧客の声に耳を傾け、そこから学んだことを新機能として製品に反映していく姿勢に感銘を覚えます。Solid Edge ST4で行われたこの共同作業による機能強化は、大きなインパクトを与えるに違いありません」と、チェコ共和国に本社を置き、医療用ベッドや家具の設計・製造を手がけるLinet spol. S.r.o.の設計責任者であるVladimir Kolar氏は述べています。

JTとPDFのコラボレーション

コラボレーションの機能強化のひとつとして、互換性のない多種多様なCADソフトウェア・アプリケーションのデータ・フォーマットを使用しているサプライヤ、パートナー、顧客とコラボレートしたいというユーザ・ニーズに対応する機能があります。Solid Edge ST4では、シーメンスPLMソフトウェアのデジタル製品ライフサイクル管理ソリューションであるTeamcenter® またはTeamcenter® Expressと連携して、製品情報の正確、安全かつ効率的な共有を可能にする、世界で広く利用されている軽量な3Dデータ・フォーマットであるJTをフル活用することができます。Solid Edgeは、アセンブリにJTデータを使用して、JTデータのコンテンツから連想性を維持したままデータ更新できる、このクラス初のCADシステムです。JTは世界中の製造業やPLMソフトウェア業界で広く利用されているため、Solid Edge ST4はデータの互換性の問題を大幅に低減もしくは排除し、シームレスなコラボレーション環境の構築を可能にします

さらにSolid Edge ST4は、部品とアセンブリのデータを3D PDFファイルとして容易に保存して、Adobe® Reader®ソフトウェアで表示、共有できる新機能によりコラボレーション強化しています。このPDFファイルには、製品製造情報(PMI)、寸法、注釈に加え、アセンブリ構造図が含まれます。この新しいデータ・フォーマットは、製品ライフサイクルを通じて関係者間での製品の3D情報やアイデア交換の実現に理想的です。

世界屈指のドラフティング機能

Solid Edgeの開発者は、エンジニアにとって図面が重要な提供資料であることを認識しており、Solid Edge ST4においても、製品設計のドキュメント作成を簡単かつ迅速にする世界屈指のドラフティング機能を強化して、引き続きこの分野におけるリーダーシップを維持しています。たとえば、表のカスタマイズ、注釈、寸法制御、高度にカスタマイズ可能なビュー・オプションの作成、図面サイズに合わせる自動ビュー・スケールなど、数多くの機能強化が行われています。

「Solid Edge ST4で実現した各機能の強化には大変感心しました。なかでも、強化されたドラフティング機能には驚かされました。これまでSolid Edgeを使用してきたなかで、いつも確信することが、シーメンスPLMソフトウェアは業界で最高のCADソリューションを開発しているということです。Solid Edgeを使うと、スタッフの生産性が倍増し、やり直しを減らして高品質な製品を作ることができるのです」と、オランダで大規模な熱交換器の部品を製造しているGeha BVのエンジニアリング・マネージャーであるJan Bos氏は述べています。

板金設計の検証

Solid Edge ST4では、CAEシミュレーション機能の強化や設計検証の迅速化など、これまで高い評判を受けている板金機能も大きく強化されています。たとえば、板金の中間サーフェスをアセンブリ・レベルで作成できるようになり、またサーフェスとソリッド・ボディを結合する新機能が追加され、高度に複雑な部品の有限要素メッシュの信頼性が向上します。さらに、エッジ部の最小要素や小さなフィーチャの最大要素の設定など、有限要素メッシュの精緻化や制御を細かく行える新しいオプションの追加によって、ディテールをさらに深めて、より精度の高い解析を行うことができます。また、サーフェス作成ツールを使用して、プラスチック部品などの薄肉の汎用部品に中間サーフェスを作成できるようになり、解析結果のスピードと信頼性が向上します。これらの新機能は使い勝手に優れているため、板金部品など複雑なモデルの設計を最適化し、解析結果をより迅速に出力することができます。

Solid Edge ST4は今年第3四半期のリリースを予定しています。Dan Staplesが案内するSolid Edge ST4の製品概要紹介ビデオ、詳細な製品デモンストレーション、"What’s New”ファクトシートなどについては、www.siemens.com/plm/jp/st4をご覧ください。

Solid Edgeについて

Solid Edgeは、設計時間の短縮、設計変更への迅速な対応、インポート・データの再利用の促進を可能にするシンクロナス・テクノロジを搭載した最も完成度の高い2D/3DハイブリッドCADシステムです。部品とアセンブリのモデリング、製図、透過的なデータ管理、内蔵の有限要素解析など、そのどれもが卓越したSolid Edgeは、Velocity Series™のコア・コンポーネントであり、ますます複雑化する製品設計をより簡素化します。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界6万9,500社のお客さまにサービスを提供し、約670万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細はwww.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属するシーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション・システム、工業用制御機器、産業用ソフトウェアの分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で約33,000人の従業員を擁し(9月30日現在)、2010年度の総売上高は62億ユーロを達成しています。詳細は www.siemens.com/industryautomationをご覧ください。


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