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05 May 2011

シーメンスPLMソフトウェア、Parasolid バージョン23.1を発表、アプリケーション開発者とエンド・ユーザ双方の生産性向上に引き続き注力

【2011年5月5日 米国テキサス州PLANO発】

シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットであり、製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアや関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダである、シーメンスPLMソフトウェアは本日、PLM業界屈指の3D幾何形状モデリング・コンポーネントであるParasolid®の最新バージョンParasolidバージョン23.1(V23.1)をリリースしたことを発表しました。大幅な機能拡張が行われたParasolid V23.1では、Parasolidベースのアプリケーションを開発している独立系ソフトウェア・デベロッパー(ISV)とそのエンド・ユーザ双方の生産性を向上させることに引き続き重点が置かれています。

「ISVのお客様の声に耳を傾け、その要望に真摯に対応し、エンド・ユーザのニーズも吸収することで、Parasolidベースのアプリケーション群は大きく成長し、見事な成功を収めています。Parasolid V23.1においても、アプリケーション開発者の生産性向上に重点を置き、CAEのサポートや相互運用性、モデリングといった数多くの機能が強化されています」と、シーメンスPLMソフトウェアの製品設計ソリューション担当バイスプレジデントのJoan Hirschは述べています。

CAEのサポート

Parasolidの重要なCAEユーザ・コミュニティに向けて、Parasolid V23.1では、堅牢なシート・モデリング技術がさらに強化されました。

  • 1回の操作で複数のフェースからニュートラル・シートの作成が可能になりました。有効な解析を保証するシートの拡張方法や、作成したニュートラル・シートの穴埋め方法などの制御が可能です。
  • ブーリアン演算を活用し、ワイヤ・ボディとシート・ボディの結合が可能になりました。これにより、ワークフローがより柔軟になります。
  • ファセットの作成元となった部品モデルのトポロジーに、ファセットのトポロジーを追加でマッピングできるようになるなど、ファセットの作成機能が強化されました。これにより、解析を実行する際のモデルとファセットの関係構築を行うプロセスが容易になります。

相互運用性

Parasolidは、世界の主要なCAD/CAM/CAEアプリケーションの幾何形状モデリング・コンポーネント、すなわちカーネルとして選ばれているため、他のシステムからデータをインポートして作業するケースが数多くあります。そのため、ジオメトリやトポロジーをさまざまなレベルで修正したいという要望に応えるため、Parasolid V23.1では、相互運用性の面においても多くの新機能が追加されています。

  • 境界表現データをParasolidにインポートする際、ボディのトポロジーの作成を支援する新機能が追加されました。これにより、インポート・プロセスの微調整に使用可能な、より豊富な診断情報をコール元のアプリケーションに提供することができます。
  • コール元のアプリケーション制御下で、データのインポート・プロセス時にジオメトリをエッジに効率的にアタッチ可能なさまざまな方法を提供する新機能が追加されました。
  • 他のシステムからインポートしたサーフェス・データに「縮退」がないか検出して修正する2つの新機能が追加されました。これにより、Parasolidによる高精度なモデリングを中断させかねない自己交差などの「縮退」による問題を事前に回避することができます。
  • シート・ボディの厚み付け機能が改善され、入力ボディに「縮退」がないか自動的に検出して修正できるようになりました。さらに、急な曲線の領域を持つシートを曲率半径以上に厚み付けすると起こりやすい自己交差も自動的に修正できるよう改善されました。

アプリケーション・サポート

Parasolidベースのアプリケーション開発者の生産性を向上させる多くの機能拡張が行われています。そのうちの2つを次に紹介します。

  • インプリント:新しいAPIには、改訂したオプション構造とトラッキング情報が付加されるため、インプリントしたエンティティのアプリケーション管理が向上します。
  • グループ:所有部品を分割またはマージしたときに空となったグループの挙動を指定する新しいシステム属性が追加されたため、グループの管理を柔軟に行えるようになりました。

モデリングの機能強化とリリース日

Parasolid V23.1には、新機能の追加、大幅な機能拡張に加え、ブレンディング、ローカル・オペレーション、サーフェシングなどにおいても多種多様な改善が加えられています。Parasolid V23.1はすぐに入手可能です。

PLM ComponentsのParasolidとD-Cubedについて

PLM Componentsは、CAD、CAM、CAE、PLMの各アプリケーション・ソフトウェアの相互運用性を促進してイノベーションの創出をサポートする各種ソフトウェア・コンポーネントから構成されています。シーメンスPLMソフトウェアはこれらのソフトウェア・コンポーネントを開発して自社のアプリケーションに組み込んだり、また独立系のソフトウェア・ベンダーやエンド・ユーザにライセンス販売しています。PLM Componentsに含まれているParasolidとD-Cubed™は、3D部品とアセンブリのモデリング、編集、相互運用性、2D/3Dパラメトリック・スケッチング、モーション・シミュレーション、衝突検出、クリアランス測定、ビジュアライゼーションなどの機能を提供し、機械CAD、CAM、CAE、金型設計、板金、AEC(Architecture, Engineering, and Construction)、GIS(Geographical Information System)、構造設計、工場設計、船舶設計、CMM(Capability Maturity Model)、リバース・エンジニアリング、製品構成などに使用されています。詳細については、 http://www.plm.automation.siemens.com/ja_jp/products/open/をご覧ください。

シーメンスPLMソフトウェアについて

シーメンスPLMソフトウェアは、シーメンス産業オートメーション事業部のビジネスユニットで、PLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアおよび関連サービスにおいて世界をリードするPLMプロバイダです。これまで世界6万9,500社のお客さまにサービスを提供し、約670万ライセンスにおよぶソフトウェア販売実績を上げています。米国テキサス州プラノを本拠地として、数多くの企業と協働して、豊富なアイデアを価値ある製品に変えるオープンなソリューションを提供しています。シーメンスPLMソフトウェアの製品やサービスに関する詳細は www.siemens.com/plmにてご覧いただけます。

シーメンス産業オートメーション事業部について

シーメンスインダストリーセクターに属するシーメンス産業オートメーション事業部(ドイツ・ニュルンベルク)は、オートメーション・システム、工業用制御機器、産業用ソフトウェアの分野で世界をリードしています。製造・加工業界向けの標準製品から、自動車生産設備や化学工場全体の自動化を含む全産業、全システムに向けたソリューションまで、その取り扱い品目は多岐にわたっています。産業オートメーション事業部は業界屈指のソフトウェア・サプライヤとして、製品の設計、開発、製造、販売、各種保守サービスに至るまで、製造企業のバリューチェーン全体を最適化します。シーメンス産業オートメーション事業部は全世界で約33,000人の従業員を擁し(9月30日現在)、2010年度の総売上高は62億ユーロを達成しています。詳細は www.siemens.com/industryautomationをご覧ください。


注意:SiemensおよびSiemensのロゴはSiemens AGの登録商標です。ParasolidおよびD-Cubedは、米国およびその他の国におけるSiemens Product Lifecycle Management Software Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他の商標、登録商標、サービス・マークはそれぞれ各所有者に帰属します。

【お客様からのお問い合わせ先】
シーメンスPLMソフトウェア お問い合わせ窓口
Tel:03-5354-6700
E-Mail:jp_marcom.plm@siemens.com
URL:http://www.siemens.com/plm
Twitter:http://twitter.com/SiemensPLM_JP

 

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